私がイギリスに半年間語学留学した経験を踏まえ、9月から再度イギリスへ渡る事になった自分へのリマインドも兼ねて、これから留学される方へアドバイスしたいを5つ紹介したいと思います。
イギリスとは言っても、地域によって全く事情が変わる場合もある為、ここではあくまで私が生活した地域(ブライトン、ロンドン)を前提として書いていきますので、ご了承ください。
- 持ち物は重量オーバーで余計なお金をかけずに現地調達した方がいい
- 一人歩きできない場所と時間を把握するように
- 日本食意外と食べれるところが多い
- 天気が悪くても出かけよう
- 現金をなるべく持ち歩かないように
- おわりに
持ち物は重量オーバーで余計なお金をかけずに現地調達した方がいい
この前書いた記事の、「絶対に持って行かない」項目にも理由を書いた通り、 現地に馴染んでくるたびに、服装の好みを変わっていきます。
詳細はこちらの記事をご参照ください:
【2018年版】今度は絶対留学に持って行かない&持って行くと決めたもの - アラサー女子プログラマの海外移住ログ
節約したい気持ちと不安な気持ちから、ついつい重量オーバーするぐらいたくさんスーツケースにものを詰め込んでいきたい気持ちも分かりますが、「日本のものじゃなきゃだめ」というこだわりから解放されると、これからどこの国行っても、生活しやすくなります。
ただ、どうしてもこだわりたいものは、とことんこだわっても構いません。私も何年も同じものを使ってきた化粧水やクレンジングオイルをごっそり買いだめして、イギリスに持っていく予定です(笑)
それ以外は、「現地で揃える」と割り切った方が楽です。更に、現地で購入したものは、実はのちのち帰国後、自分が初めて海外で生活した時に買ったものとして、思い入れが強いものに変わるので、重量オーバーや荷物を海外送付するためにかける費用を節約して、現地での生活に使った後も海外生活の記念として残るものにお金をかけた方がお得だと思います。
一人歩きできない場所と時間を把握するように
イギリスの治安って実際どうなのか、気になると思いますが、私が過ごした半年間は特にトラブルに巻き込まれたり、目撃もしませんでした。
痴漢など、嫌がらせにあったら、目撃者が助けてくれる事も多いので、その点は「自分までトラブルに巻き込まれたくない」と考える方が多い日本よりは、安心して過ごせると感じました。
また、イギリスは危険地域がゾーニングされていて、その場所に行かないようにするだけで、危険に遭う可能性も低くなります。
どこが危険なのか分からない場合は、ホストファミリーや学校の先生に聞きましょう。
もちろん、日本にいるときのように、カバンを目が届かないところに置いたり、携帯を手に握ったまま電車で寝落ちなどはできません。
後ろポケットに財布や携帯も入れたら、すぐ無くなります。
これは、イギリスだけが危険ではなく、日本以外のどこの国に行っても気を付けなけれいけない常識なのです。
そして、日本にいても同じですが、夜の女の子の一人歩きは危険です。
私は留学中にクラブで遊んだ後、深夜に家の近くまでバスに乗って帰っていましたが、割と治安がいい地域だったから、何も起こらずに済んだけど、それでも酔っ払ってるのか、クスリをやってるのか(多分両方)、大声で「おい、ちょっとそこのキミ!」と呼ばれたことが何回かありました。
結局のちのち怖くなって、それからは本当に家の真ん前に止まるバスだけを乗るようにしました。
バス停から家までちょっと距離が遠い場合は、気を付けた方が良いと思います。
もしクラブやパブに行って深夜に帰ることになったら、バスで家の近くまで帰れない場合は、以下の方法をお試しください。
・タクシーに乗って家まで帰る(同じ方向の友達と相乗りすれば安く乗れる)
・友達の家に泊まって、明るくなってから帰る
・信頼できる男友達に付いてきてもらう
日本食意外と食べれるところが多い
イギリスって今日本食ブーム中で、お寿司なんかは「若者が食べるおしゃれなもの」として認識されてるような感じで、みんなに大人気です。
私が滞在した4年前でも、国際的なロンドンはもちろんですが、ブライトンにもどこで食べるか迷うぐらい何軒も日本食レストランがありました。
お手頃などんぶり定食屋さんや、寿司食べ放題、回転寿司、一般的な家庭料理のカレーや味噌汁、肉じゃがまで食べれるレストランが近所にありました。
あと、一般的なスーパーに巻き寿司を作る材料も、うどんも買えましたし、ブライトンに何軒もあった中華系スーパーでは、しゃぶしゃぶ用のゴマだれやカレールーも買えました。
ホストファミリーのキッチンにキッコーマンのお醤油すらありました(笑)
なので、わざわざ日本から大量の調味料を持ってこなくても、日本食が恋しくなったら結構気軽にある程度のものをイギリスでも食べれますので、ご安心ください。
天気が悪くても出かけよう
1日中ずっと雨降らなかった日なんて本当に少ないから、天気が悪いから出かけないなんて言ってると、永遠に引きこもることになりますよ(笑)
私が滞在したブライトンは海辺の街なので、雨だけではなく、風もすごかったです。
太陽の光を浴びなすぎて、鬱になるんじゃないかと思いましたが、留学費用を無駄にしないためにも、積極的に出かけました。
限られた時間でどれだけ英語力を上達させられるかは自分の行動次第ですから、天気が悪くても積極的に英語を話す機会を求めて、たくさん出かけましょう。
留学中に英語力を上げる為にできる事を、こちらの記事に詳しく書いてますので、よかったら参照して下さい。
現金をなるべく持ち歩かないように
前述した治安の話の続きですが、普通に人が多いところを歩いてれば、かつあげに遭うことはありませんが、一本細い道など周りに気づかれにくいところに行った時、万が一かつあげに遭った時のために、現金はなるべく少額しか持たないようにしましょう。
かつあげをしてくる人はすぐに使える現金やお金の価値があるものしか欲しがりませんので、現金を持たない方が損失も少ないです。
また、イギリスはキャッシュレス社会ですから、現地の人はみんなカードを主に使っています。
私たちのような見た目が外国人の場合は特に現金を持ってそうと思われ、かつあげの標的にされやすいのです。
お財布ごと取られた場合を想定して、特にクレジットカードやキャッシュカードを何枚も持ってる場合、漏れがないように盗難報告先の電話番号も把握しておきましょう。
個人的に私が実践しているのは「偽物のお財布」を持っておく事です。小銭入れとして使ってる財布に無効になったカードをいくつか入れて、逆に本物のカードたちは別のカードケースに入れています。
万が一、かつあげに遭ったら、偽物の財布を渡すように工夫しています。
価格:1,814円 |
おわりに
以上が、私がこれからイギリスに行かれる方へのアドバイスでした。
地域によっては、私のアドバイスが参考にならないかもしれませんが、少なくとも人口が多い大都市であれば、ほぼ共通しているかなと思います。
初めて異国で生活するのは、ホームシックになったり、不安になるときがありますが、ずっと日本で生活していたら学べない事をたくさん学べる貴重な機会でもあります。
失敗やトラブルは人生の付き物です。その瞬間に自分ができるベストな事を考えながら行動しつつ、有意義で最高な留学生活を送ってくださいね。