Worldwide Bear

アラサーから海外移住を目指し、イギリス大学院留学を経てから現地のIT企業に就職しました。これまでの経験や海外就職のアドバイスをシェアしています。

留学して初めて知ったイギリス人がよく使うイギリス英語【表現編】

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日本にいるときは、耳にする英語ってなぜかアメリカ英語寄りになってしまいます。

すでに知っている方も多いと思いますが、イギリス人が話す英語とアメリカ人が話す英語って、同じようで違うのです。

 

語学的には同じ「英語」ではありますが、訛りが違うだけではなく、表現の仕方だったり、スペルがちょっと違ったり、そもそも単語が違うこともたくさんあります。

 

今日は第一弾として、まずはイギリス人がよく使う英語表現について紹介していきたいと思いますので、よかったら最後までお付き合いください♪

 

 

 

Lovely

「Lovely!」 は「いいね!」「可愛いね!」「素敵ね!」という意味でほんっとーーーにイギリス人はよく使ってます。

例えば、いい天気の時は「What a lovely day」と言ったり、素敵な女性スタッフにサービスしてもらった時は「She was really lovely」というように、感覚的に「nice」と同じだと思います。

 

私はイギリスに留学する前になんとなく噂で聞いていましたが、実際に行ったら本当にこれでもかってぐらい何でもかんでも「Lovely」が使われていることに驚きました。

 

ポジティブな形容詞がすぐに思いつかないときに「Lovely」と言っておけば楽ですし、イギリスっぽくも聞こえますので一石二鳥です。

ある意味すごく便利な単語ですよね。

 

Brilliant

「Lovely」以上に素晴らしい場合には「Brilliant!」がよく使われています。

例えば:

 

A: How was the show? ショーはどうだった?

B: It was brilliant! 素晴らしかったよ!

 

アメリカ人がよく言う「Amazing!」と同じニュアンスだと思いますが、イギリスでは何かと「Brilliant!」を耳にすることの方が多いです。

 

皮肉的に使う時も多いです。例えば:

A: The train is late again. 電車がまた遅れてるよ。

B: Oh brilliant. 最高だわ。。

 

ドラマや映画を観ると、アメリカ人もこういう風に皮肉を言う時は「Oh great.」とよく言っていますよね。

 

 

 

Are You Alright?

過去の記事「イギリスのブライトンに語学留学して気付いた5つのこと」 でもこのフレーズについて書きましたが、「How are you?」とか「How's it going?」のような「調子どうよ」と聞くときに、「Are you alright?」が最もイギリス人に使われています。

 

男性同士で挨拶するとき「You alright, mate?」とよく言ってるのを耳にします。

 

最初慣れないときは普通に「あなた大丈夫?」と心配されてるように聞こえちゃって、うまく反応できませんでした。

「Yeah I'm fine. And you?」とかテキトーに「まぁ元気だよ」と答えて、相手にも聞き返せばいいと思います。

 

Darling/Dear

海外ドラマや映画を観てると、よく英語圏の人は「Honey」や「Sweetie」と親しい友人や家族同士で呼び合っていると気づきますが、イギリスの場合は「Darling」と「Dear」がよく使われています。

 

日本では女性が愛しい男性を「ダーリン」と呼ぶイメージがありますが、ロマンチックな関係じゃなくても、女性にも男性にも使えます。

初対面のバスの運転手のおっちゃんにも「Hi, Darling」と挨拶されます。「ヤァ、お嬢ちゃん」みたいな感じでしょうね。

 

あと若い人の場合は、Babyの短縮版「Babe」もよく使われています。

この前、友達同士で一緒に歩いてるときに、男友達と肩がぶつかって、すぐに「Oops. Sorry babe.」とサラッと「Babe」呼ばわりされて、なんか変に嬉しかったです(笑)

 

余談ですが、英語圏以外でも親しい人同士は可愛い呼び名で呼び合いますよね。

留学先で出会ったコロンビア人の友人とはいつも「Mamasita(美人)」とお互いに呼び合っています(^^)

 

 

 

See You Later

このフレーズはアメリカ人でもよく使うと思いますが、イギリス人は「See you later」の状況じゃなくてもお別れのときにしょっちゅう使ってると感じました。

 

「See you later」って「じゃ、また後でね」みたいな場面だけで使われると思ったら、朝学校に行くときとか、遊びに出かけるときも「See you later」ってお互いに言ってました。

だから「See you later」には「いってらっしゃい」「行ってきます」の意味も含まれている感じがします。

 

Bloody〜

Bloodyって単純に訳すと「血の」「血まみれの」の意味になりますが、海外ドラマや映画でよく耳にする「F**king」の代わりって感じでよくイギリスで使われています。

 

「ハリーポッター」のロンもよく使うこの「Bloody hell!」の日本語訳は「おったまげー」になっていますが、普段の「まじかよ!」「うわ最悪!」みたいな場面で使うことが多いです。

 

他にも「Bloody good(超イイ)」や「Bloody hot(クソ暑い)」のように組み合わせて使えます。

「F**king」は使いすぎると、ちょっと言葉遣いが悪い感じになってしまいますが、代わりに「Bloody」を使えば、ちょっとマイルドめに聞こえますので、ぜひ活用してみて下さい。

 

Cheers 

留学するまでは「Cheers」は「乾杯」の意味しか知りませんでしたが、他にも「Thanks」の代わりとして使える事に気付きました。

 

バスを降りるときに運転手に対してお礼を言うときも、ドアを抑えてくれた人にも、レジで会計が終わったときも「Cheers!」と一言でサラッとお礼を言う人たくさんいました。

しかし不思議な事に、私が目撃した「Cheers!」を言う場面はみんな男性の方でした。女性はあまり好んで使わないのかな?

 

そういえば、ホストマザーもお礼を言うときは「Thank you, darling」が多かったので、「Cheers」と言ったのは聞いたことがないです。

 

【追記】イギリスの友達に確認したら、確かに男性と比べたら確率は少ないかもしれないけど、女性も普通に「Cheers」を使うと言っていました。

 

 

 

おわりに

留学して初めて知ったイギリス人が好んで使う表現を紹介させていただきましたが、この他にもイギリス人がよく使ってるなぁと思う表現は何かありますか?

 

今回はなんとなく日本人と一番馴染みがあるアメリカえいごと比較しながら書かせていただきましたが、他の英語圏の国も同じ英語でもその地域だけでよく使われている表現がたくさんありそうですね。

更にもっと調べたくなりました。

 

アメリカ英語とイギリス英語の違いについて単語編を書いたこちらの記事もぜひご覧ください: 

www.worldwidebear.net

 

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