アラサー女子プログラマの海外移住ログ

2018年に大学院留学のために渡英し、現在はイギリスでシステムデベロッパーとして就職しています。

日本と180度違うイギリスのIT企業の就活イベントに行ってきた感想と事前準備

期末に向けてのテスト準備や、評価物のコースワークに取り掛かり始める傍、9月からの仕事を始められるように就職活動もボチボチ開始させています。

 

そんな中、大学のキャリサポートページにてSilicon Milkroundaboutという就活イベントの情報を見つけ、就活の第一歩としてイギリスのIT業界と直接話せるこのイベントに参加することに決めました。

 

今日はイギリスの就活イベントに行く前の事前準備として行ったことや、イベントに参加した感想について書いていきますので、イギリスの就活って日本とどんな違いがあるのかなど気になる方は、ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

 

 

海外就活イベントの事前準備

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登録

このイベントは無料とはいえ、エントランスチケットが必要です。チケットの入手方法は事前にイベントのページから簡単な登録内容を記入するだけでOK!

しかし、この登録内容によって不合格にされ、入場許可メールをもらえなかった友達がいました。

その理由は、登録の時にCV(履歴書)の添付か、LinkedInアドレスの記入を求められるのですが、入場許可をもらえなかった友達はどちらもやらなかったからです。

 

なので、このイベントの参加登録をする際は、CVの添付か自分のLinkedInページのURLを記入を絶対に忘れないでください。

 

ちなみにLinkedInはビジネス版FacebookのようなSNSです。

まだ日本ではあまりメジャーではないですが、海外では結構たくさんの採用担当者や、転職エージェントさんがLinkedInを使って採用候補者を探しているので、まだアカウントを持っていない方は絶対に登録した方がいいです。

本名と職歴、スキルは嘘偽りなくきちんと記入する必要があります。プロフィール写真も本人の顔がわかるようにきちんとした写真の方が印象がいいです。

 

審査後の結果メール

イベントの1ヶ月前ぐらいに登録しましたが、結構イベントのギリギリ1週間前にメールで入場用のQRコードが送られてきました。

このQRコードが入場の時にスキャンされるので、メール自体を間違って消さないようにして下さい。(念のためQRコードの部分をスクリーンショットした方がいいかも)

 

大学のキャリアアドバイザーに相談

この就活イベントからのメールに、その場でCV(履歴書)を企業に渡す可能性もあると書かれていたので、イベントまで1週間しか時間がなかったけど、大学のキャリアサポートセンターに行って、CVのアドバイスを予約しました。

 

ちなみにうちの大学のキャリアサポートは、面接の練習や、進路相談、CVの訂正など何でもありますが、相談時間が20〜30分とタイムリミットが設けられています。

そして毎回予約も必要です。

 

 

 

CVの修正

キャリアアドバイザーのCV訂正担当の方に20分というタイムリミットの中、かなり急かされた感じでしたが、たくさん直すべきところを教えてくれました。

指摘されたところ

CVがイギリスの正式フォーマットになっていない

正式フォーマットがあることすら知らなかったから、ネットで見つけたおしゃれなデザインをパクりました。

本当はカラム化はダメみたいで、一番上に来る名前は太字で、名前の下はメールアドレス、電話番号、LunkedInページのURLなど連絡先を中揃えで書くのが一般的のようです。

 

前の職場で関わったプロジェクトをもっと詳しく内容を書く

私は「システムのサーバー移行プロジェクトに関わった」のような書き方をした内容を、「10つのWebアプリケーションと5つの自社システムのサーバー移行プロジェクトにおいて、◯◯というタスクの◯◯を担当した」のように数字と担当とタスクを入れて具体化しました。

 

もっとアチーブメントをアピールする

担当したタスクや、プロジェクト全体において何を成し遂げたのかを追加しました。

例えば、「プログラムの修正を担当した」を、「10つのShellプログラムを修正し、テストを行い、リリースを成功させました」のように書き換えました。

 

実際はサーバー移行においては、みんな何でも屋的な感じで色々と雑な仕事もたくさんこなしたので、これっという担当は決まってなんかいなかったけど、CV上では採用担当者が私の仕事内容を一発で理解できるようにうまく書き方を変えたり、そこまで評価されるほどでもないタスクは削除しました。

 

修正後のCVCVを友達にダブルチェックしてもらう

相談に乗ってもらった大学のキャリアアドバイザーはコンピュータ・サイエンス学部担当のとはいえ、「Back-end development(バックエンド開発)」というフレーズも理解してもらえなかったので、あまりIT企業を理解している感じではなかった気がしました。

 

なので、一度キャリアドバイザーに指摘された箇所を直した後に、ソフトウェアエンジニアとしてロンドンで働いている友達にさらにチェックしてもらいました。

 

友達に指摘されたこと

JavaとWebアプリ開発プロジェクトをもっと詳しくやった内容を書く。

Javaを使った仕事や、Webアプリ開発の仕事は特に需要が高いから、採用担当者の目に止まるように、Javaを使ったタスクとWebアプリ開発のタスクが最も目立つようにもっと内容を増やすといいとアドバイスされました。

 

「SQL Server 2008」と「SQL Server 2012」をまとめて「SQL Server」にする

自分が使った経験があるソフトウェアをあげているテクニカルスキル欄に「SQL Server 2008」「SQL Server 2012」とバージョン別に書きましたが、こういう書き方だと採用担当者によっては『なんで最新バージョンのは使えないの?』と疑問に思われるので、まとめて「SQL Server」と書いたほうがいいと言われました。

 

イギリスの就活イベントの服装

海外のIT系の通勤服ってジーンズにTシャツのイメージがあるけど、さすがに就活イベントは第一印象を良くしたいと思ったのでスマートカジュアルな服を必死に選びました。

カジュアル過ぎず、フォーマル過ぎずって一番難しい。

 

日本から持ってきた限られた数の服から選んだのは、丈が膝より少し上のスカートに、上は薄めのセーターで、セーターの中は襟付きのシャツを重ね着しました。

足元は黒タイツとブーツにしました。

 

会場の中めちゃくちゃ暑かったからシャツだけにすればよかったと後悔しました(^^;)

 

そもそもSilicon Milkroundaboutって?

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Silicon Milkroundaboutというイベント名からは何のイベントかすら思い浮かべられないと思いますが、簡単に私の言葉でこの就活イベントについて説明いたします。

 

今が最も旬な東ロンドンのブリック・レーン辺りのおしゃれ地区に位置するイベント会場にて行われたこの就活イベントは、2011年に初めて開催された時はなんと、ローカルなパブで行われたそうです。

今では年に2回開催されていますが、200社を超える企業と3500名以上の求職者が参加されていているそうです。

 

イベントの目的は会社と求職者のコネクション作りのためで、自分の行動次第でたくさんのスタートアップ会社から、有名なBBCや、ブリティッシュエアウェイズなどの採用担当者とコネ作りができます。

 

イギリスで初めて就活イベントに参加した感想

まるでゲームショーに来たみたい

入り口に入ってすぐに首から下げるパスを渡されます。

このパスは会場を出入りする時に必要なだけではなく、さらに自分の得意スキルをアピールするシールを貼って、企業との会話にも役に立ちます。

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ちなみに私のはこんな感じに貼ってアピールしました。

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そして少し中に進むとボールプールや、アーケードゲーム、マリオカートのようなゲームまで置いてあって、もはやここって本当に就活会場!?と疑いたくなりました。

さらには各企業ブースに立ち寄ると、カップケーキや飴をもらえたり、Tシャツや水筒まで実用性があるものまでもらえて、ここに来た目的を一瞬忘れそうになったぐらい楽しんでしまいました。

会場でもらってきたものたち↓

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コーヒーやビールを片手に就活

カフェラテやカプチーノなど一通りオーダーできる無料のカフェと、今ブーム中のクラフトビールを無料で配るコーナーがあったからなのか、コーヒーやビールを片手にブースを回る人も結構いた。

ビールをちびちび飲みながら就活・・・すごすぎる。

私は少しお酒が入った方が英語をうまく話せる気がするから、クラフトビールの力をもらえばよかった。

 

服装がやっぱりみんなラフだった

企業側も、求職者側もみーんなラフでした。IT系だからラフなのか、イギリスだからラフなのか分かりません。

Tシャツ、パーカー、チェックのシャツ、ジーンズなど、足元はスニーカーが多くて、バッグはリュックだったり手ぶらだったりと人それぞれ。

ラフだけど小綺麗な格好をしている方ばかりでした。

 

上下真っ黒なリクルートスーツなんかで決めてきたら違う意味で目立ってしまいますね。

 

犬が何匹もいる。子供までいる。

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ドッグフードを扱う会社のアピールとして来てるわんちゃんが何匹かいました!

ストレスがたまらないようにするためか、ちょこちょこ会場内でわんちゃんを散歩させていました。

写真のわんちゃんはアラスカンマラミュートという犬種で、イベント会場の無料コーヒーショップの列に並んでいました。

 

子供を連れてきた求職者がいたことにも驚きました。

参加企業の人たちもお子さんに「ハ〜イ!」とにこやかに挨拶したり、「お名前は何〜?」と聞いたり、ここって本当に就活イベントなのか!?と疑問に思うほど、日本の就活イベントの雰囲気から想像つかないほどフレンドリーでラフな雰囲気でした。

 

 

 

データサイエンス関連は需要が高い

ビッグデータが旬な今、データを扱うエンジニアやアナリストがものすごく不足しているのか、ほぼ全ての会社の募集ポジションにデータ関連のポジションがあったのが印象的でした。

ビッグデータを扱うスタートアップ会社も多く、中には会社が急成長してるからデータサイエンティストとしての経験がなくてOK!という会社や、

大きな会社でも新たにビッグデータのチームを立ち上げるから、たくさん人が必要で、経験なしでも考慮できるというフレキシブルな会社がいくつかありました。

 

データがものすごく価値がある今だけど、データサイエンスというジャンルはまだまだ新しすぎるため、それを専門とする技術者が需要に追いついていない状態みたいです。

なので、海外就職を狙うのでしたら、データサイエンスについて学んだり、データを扱う専門職で経験を積むとかなり価値のあるスキルになると思います。

 

私は残念ながら開発と運用の職業経験しかないので、今は開発か運用のポジションしか狙えないけど、大学で今学期から「データアナリティクス」という授業が始まるから、データサイエンスは自分がやりたい分野かどうかをしっかり見極めたいです。

 

この機会を生かせられるかどうかは自分次第

このイベントの目的はコネクション作りなので、企業側も「うちの会社においでよ!」みたいな雰囲気で、とても話しやすかったです。

 

基本的にブースを見て、ちょっと興味が沸いたり、企業の人と目があったり(笑)したら、「Hi, I'm ◯◯, and I'm currently a Master student.(こんにちは、◯◯です。今は大学院生です。)」のように簡単な挨拶を交わし、自分のチケットパスに書いてある得意スキルを見せながら自分のバックグラウンドを少し説明しました。

 

企業側の方達は会社について主にどんなことをやっているのかとか、どんなポジションを募集しているのかなど結構どこも細かく真剣に話してくれました。

 

ただし大体の会社は、その場でCVすらももらわずに、ブースに来た人全員にとりあえず名前とメールアドレスをiPadなどを使って残すように案内されました。

CVは5枚コピーを用意しましたが、「できればデジタル版のCVがいいけど、持ってきてるなら一応もらっとくよ」という会社もそれなりにあったので、気づいたら5枚全て配り終わりました。

でも正直、興味があった会社にフォローアップのメールを入れる時にCVを添付すればいいと思うので、紙バージョンのCVを必ず持っていく必要はないと思います。

 

10社ぐらい名前とメールアドレスを残したけど、結局イベント後に連絡してきた会社は5社ぐらいでした。本気なら会社の方からアクションを起こしてくるのを待つよりも自分からフォローアップのメールを入れたほうがいいと思いました。

 

まとめ

日本の就活イベントとは雰囲気が全く違うイギリスの就活イベントに参加して、スタートアップ会社からBBCなどのスーパー有名な会社の従業員たちと話す機会をもらえただけでも行ってよかったと感じました。

 

イベント後は、数社からCVを送ってくださいとメールや電話が来ましたが、残念ながら私に合うポジションがなかったり、すぐにフルタイムで働ける人しか募集していなかったりと、次のステップに持っていけませんでした。

 

しかしまだ時間があるので、めげずに大学院の授業と並行しながら就活をこれからも頑張っていきます!

大学院留学にかけたお金と時間が無駄にならない為にも。