Worldwide Bear

アラサーから海外移住を目指し、イギリス大学院留学を経てから現地のIT企業に就職しました。これまでの経験や海外就職のアドバイスをシェアしています。

社会人留学|アラサーにして会社員を辞めてイギリス大学院留学を決めた理由

初めまして、ベアです。

記念すべきこのブログの初記事に、何を書くかすごく迷いましたが、

まずは自己紹介を兼ねて、私がイギリスに語学留学後に、なぜまたイギリスに大学院する事にしたのか、その成り行きを書きたいと思います。

 

 

 

仕事で残業の毎日に疲れて転職を考える

 私は、311大震災の年に卒業式が震災で中止になったまま大学を卒業しました。

その後、とりあえず派遣社員として働くことにし、半年後には契約社員として雇用してもらうことになりました。

 

しかし、直接雇用になった途端に仕事の量を増やされ、夜10時過ぎに帰宅なんてざらでした。2時間残業して夜8時に上がれるのすらラッキーな方。

仕事内容や仲間は好きでしたが、定年まで家と会社を往復するだけの暮らしをするなんて無理だと思い、残業が少ないイメージがある外資系に転職を考え始めました。

 

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でも、実際にビジネスシーンで流暢に英語でコミュニケーションできる自信がありませんでした。

高校と大学で英語を専攻していたけれど、大学受験やTOEIC試験で良い結果を出すために行われていた英語教育は、明らかに英語環境で仕事するには不十分だと思いました。

簡単な日常会話が出来ても、上司やクライアントに「この人は信用できる」と思われるようなプロフェッショナルな英会話は出来ませんでした。

 

キャリアアップの為に語学留学に行く

外資系に転職するために、私に足りないのは英語のコミュニケーション力と考えていました。

そこで、就職から二年経った頃、学生時代にお金がなく行きたくて行けなかったイギリスへ語学留学をする事を決心しました。

実家に住んでいた為、家賃や食事代にお金を使う事がなかったおかげで留学資金が溜まりやすかったので、決心してから出発するまではトントン拍子で進んでいきました。

 

 

 

帰国後現実を突き付けられて人生再プラン

半年間の語学留学は、色んな国から来た仲間たちと楽しい勉強と遊びの毎日で、あっと言う間に過ぎていきました。

当たり前のように英語で日々を過ごし、当たり前のように色んな人種の中で過ごしていたのに、日本に帰った途端に全く違う世界に引き戻されたように感じて、そのギャップが大きすぎるせいで日本に帰国してからはしばらくイギリスシックになりました。

 

めげずに外資系に就職できるように行動を起こし、運よくアメリカ人上司の秘書として働けるチャンスを手に入れたが、徐々に自分がやりたいのは「秘書」という職業ではないと感じるようになり、かといって英語を必要とする求人情報に自分がやりたい内容もなく、ついに途方に暮れました。

 

自分は何をしている時が一番生き生きとしているのか?

 

そこから具体的にやりたい事まで繋いでいこうと考えていたら、自分が一番生き生きしていたのはやっぱりイギリスで色んな人種の中で生活していた時や、海外旅行の時でした。

 

様々な人種がミックスされた海外で生活したいと強く思うようになり、海外で就職しやすい職種について調べ始めました。

医者、寿司職人、日本語教師などと、いくつか選択肢がある中でも、中学生の頃からホームページを作るのが好きだった私にとって圧倒的に興味が湧いたのはプログラマでした。

 

しかし海外就職は、未経験でも採用してくれる会社が多い日本と違って、職業経験歴がないとなかなか難しいと知っていた為、プログラミング初心者でも採用してくれる日本の会社でまず数年経験を積もうと決意しました。

 

 

 

IT企業でキャリアを積む

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長年システムエンジニアとして働いてきた父のおかげで、プログラミングの基本を覚えるのは難しくはありませんでした。

IT企業は常に人手不足と聞いてたが、IT企業専門の派遣会社を通して、本当に初心者で無経験の私でもすぐに採用先に出会えました。

 

参考記事:

一からプログラミングを独学する方にオススメする4つのプログラミング言語

数学嫌いで文系の私が3ヶ月間で素人からSEになった時に行ったプログラミング独学勉強法

更に日本のIT企業は残業が多いとも聞いていたが、これも本当でした。

それでも海外就職の為と腹をくくって、3年にわたって様々な現場で働いてきました。

 

イギリスへ再び渡ることに

残業が多い日本のIT会社でシステムエンジニアとして、忙しく過ぎていく日々の合間、暇を見つけては英語でIT系の求人情報をググり、実際海外ではプログラマというポジションにどのようなスキルを求めているのか目を通していました。

 

私が最も行きたいイギリスの場合だと、理数系やコンピューターサイエンスの学歴もしくは関係性がある学歴を持っている事が前提とされてる求人が多くある事が分かりました。

更に、イギリスで働く為に必要な就労ビザは、イギリス政府によって決められた会社しかビザサポートをしてもらえないようになっていて、EU圏出身でもないイギリス市民権もない外国人の私が就職が出来るのは、必然とビザサポート可能な会社に絞られているんですよね。

 

ともかく色々と簡単ではない事が分かったからには、私が今出来る事から潰していこうと考えました。

それが理数系やコンピューターサイエンスの学歴もしくは関係性がある学歴をとる事でした。

 

前述した通り、私は高校も大学も英語を専攻していたので、プログラミングとは何も関係がありません。

日本で技術的なスキルを培う事ができても、基本的なアカデミックな知識は独学で学んだものしかありません。

独学でいくら多く学んだとしても、履歴書を送った先に形として証明できませんよね。

そうやって考えた先、私は留学資金が溜まり次第、イギリスでコンピュータサイエンスの修士号を取りにいくことに決めました。

 

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