留学を決意したら、まずはどの国に行くかを迷うところから始まると思います。
例えば英語圏の国から選ぶとしても、それだけでいろんな選択肢があると余計に迷いますよね。
今日は、私が大学院留学先をイギリスに決めた3つの理由を話しますので、ご自身の留学先選びの参考になったらいいなと思います。
1年だけで卒業できるフルタイムコースがある
これは意外と知らない人が多いのですが、ほとんどの国では基本的に2年で修士号を取得するのが一般的であるのに対して、イギリスの大学院は1年で終了するんです。
実際にはフルタイムコースとパートタイムコースから選べられるところもありますが、フルタイムを選んだ場合、1年という速さで修士号を取得する事ができます。
デメリット
休む暇もなく一年間勉強漬けになる
1年という速さで修士号を取得する為には、クリスマス休暇以外は長い休みはなく、一年ぶっ通しで学ぶことになりますので、アルバイトをしながら授業と両立するのが厳しいと言う友人もいました。
(その子はテスト勉強に多く時間を使わなきゃいけないテスト前はアルバイトを中止し、メリハリをつけていました。)
イギリスを始め、海外の大学の多くは授業そのものよりも、課外学習に費やす時間の方が多いと聞きます。
指定された本を読んで、レポートを書くといったような宿題も出されたり、グループで調査をした結果をプレゼンテーションするなど、とにかく準備にかかる時間が多いそうです。
私は英語の本を読むのがものすごく遅い上に、大学で指定されたアカデミックな本なんて難しい単語もたくさん出てくるし、ちょっと今から不安です(^^;)
メリット
時間をかけずに短期集中型で修士号を取得
それでも迷わずフルタイムを選んだのは、やっぱり短期間で修士号を取れることです。
私はだらだら学生でいるよりも早く就職してリアルな現場に携わりたいと思っている為、この短期集中型は自分にピッタリだと感じました。
私はアラサーということもあり、自分にとって1年と2年の差は非常に大きいです。
就職先を見つける際、欧米諸国では年齢は日本ほど重要視されないとはいえ、自分が決めた海外就職というゴールに早く達成したいという思いが強く、そのため2年間通して合計数ヶ月もある長期休みを端折ったイギリス大学院のフルタイムコースは非常に魅力的に感じます。
世界的に名高い教育水準
世界大学ランキングで上位に多くイギリスの大学が登場しています。
イギリスの大学は多くが国立の為、国によって決められた教育水準を守られていて、日本やアメリカのように大学によって受けられる教育のレベルが大きく変わる事がありません。
「タイムズ・ハイヤーエデュケーション」の世界大学ランキング2018によれば、TOP3のうち、1位がオックスフォード大学、2位がケンブリッジ大学と、2つもイギリスの大学が堂々とランクインしているんです。
更にランキングの順位を見ていくと、TOP25内にイギリスの大学は5校がランクインしていて、TOP100校中はなんと12校もイギリスの大学がランクインしています。
ちなみに、TOP100校中にランクインした日本の大学は46位の東京大学と74位の京都大学の2校だけでした。
ヨーロッパにあるという魅力
私が2014年に語学留学先として決めた理由もこれでした。
ヨーロッパならではの、あの洗練された歴史的で迫力がある建物がズラリと並んでいる街並みの中で、半年間留学生活ができたのは本当に貴重な経験でした。
帰国して東京の統一感のないごちゃごちゃとした街並みを見るたびに、特にそう感じます。
そしてヨーロッパ諸国へのアクセスしやすさも魅力的ですよね。
車で違う国に行けたり、飛行機を使っても2時間以内でしかも数千円で違う国に行けたりできるのは、日本の場合と比べると、この立地の良さは海外旅行好きにはたまりません。
おわりに
以上、私が大学院留学先をイギリスに決めた理由について書かせていただきました。何か役に立つ内容、共感することありましたか?
また、イギリス以外の国を留学先に決めた方は、どんな理由で選んだのかも、ぜひ教えてください(^-^)