Worldwide Bear

アラサーから海外移住を目指し、イギリス大学院留学を経てから現地のIT企業に就職しました。これまでの経験や海外就職のアドバイスをシェアしています。

海外留学|イギリス語学留学中に英語が上達しないスランプ期を乗り越える5つのコツ

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留学の半分が過ぎ、思っていたほど英語が喋れない・聞き取れないと感じることはありませんか。

私は、半年間の留学中にそういうスランプ期を何度も経験しました。

 

今日は、私と同じように留学スランプを経験している方が少しでも励みになればと、スランプ期を乗り越えるコツを書いていきますので、どうぞ最後までお付き合い下さい。

 

 

 

焦ることをやめる

スランプの主な原因は、留学して長く経つのに、自分が全然思ったより喋れていないというネガティブな思考によるものだと思います。

 

特にヨーロッパや南米から来た学生たちは、本当に積極的によく話しますので、アウトプットする機会が極端に少ない日本から来た私たちが気負けしてしまいそうになりますよね。

彼らの母国語は、日本語と比べたら英語と似ている単語も多く、普段から自分の国でも英語に触れる機会が多いので、同じレベルのクラスに配属されているのに、自分よりずっと喋れると感じるのは当然です。

 

語学学校の初日に受けたテストの結果を見て、「日本からの学生は、テストの成績はすごくいいのですが、テストの成績通りにクラスを入れてしまうとついていけなくなる子が多くて、あなたもとりあえず一つ下のクラスに入れるね」と、先生に言われました。

確かに私の学校にいた日本からの学生たちは、能力はすごくあるはずなんだけど、話すのがとても苦手そうでした。

 

焦っても急にクラスメートのように話せるようになれるわけでもないので、ペラペラに喋れるようになるには時間がかかると認識し、焦らずにコツコツ頑張るしかないと思います。

今日は英語の調子が悪いな〜と思ったら、「I'm having a bad English day」と相手に伝えて、うまく喋れなくてもやさしくしてね、とあらかじめ伝えておくと気も少し楽になるかもしれません。

 

 

 

日常会話には言い回しやイディオムが多い

日本人が「ネイティブの話が聴き取れない」と思う原因は、知らない言い回しやイディオムが多いからだと思うんです。

日本語でも普通の会話の中で使われることわざや、日本で生活してみなきゃわからない言い回しもたくさんありますよね。

 

英語でも、別に難しい単語を言っていなくても、耳にしたことがないフレーズを言われると「え?」となる場面多いです。

例えば: I'm in a bit of a hurry.

こう書いてみると「あーなんか急いでるのね」とわかるけど、実際にネイティブが話すときはワードを繋いで発音しているので、「アイミンナビトヴァハリー」みたいに聞こえます。

 

このセリフを知っていれば音だけですぐに意味がわかりますが、今まで聞いた事がないと、ゆっくり言ってもらわないと全然聴き取れないですよね。

 

また、イディオムも本当にたくさん会話に出て来ます。

逆に言えばイディオムを含んだ英語を話せると、ネイティブらしく聞こえます。

 

・Well... long story short,〜(まぁ、結論から言うと〜/手短に言うと〜)

・Let's play it by ear.(様子見ながら決めよう)

・Hmm, I'm sitting on the fence. I like both.(ん〜、どっちも決められない。両方とも好き)

・I'm in the same boat.(私も同じ状況だよ)

・Should we call it a day?(この辺で切り上げよっか)

 

以上のこの5つだけでも覚えておくと、非常に便利です。

普段からもドラマや映画、Youtubeでネイティブが言った使えそうなフレーズを丸暗記してみれば、きっと徐々にネイティブの会話を聞き取れるようになるはずです。

 

 

 

発音や文法を気にしすぎない

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ヨーロッパや南米からの学生の英語をよく聞いてみると、文法の間違いが結構たくさんあるんです。

でも完璧に話そうとせずに、自分の意思が相手に伝わるように話しているので、間違いがたくさんあっても意味が通じてしまうんです。

何かわからないところがあったら聞き返せばいいので、発音なんて気にする人もほとんどいません。

 

逆にアジア人の学生が話すときは、発音や文法を正しく言おうと意識しすぎて、話に間が空きすぎているように感じますので、簡潔に聞こえない分かえって何を言っているのかわからなくなる事が多いです。

ボロボロな文法でも、とにかくたくさん話すようにしましょう。

最初は発音や文法を気にする癖が抜けないかもしれませんが、たくさん話していくうちに自然と諦め始めることもあるので、試してみてください。

 

 

自分のレベルに合っていると人たちと交流

スランプ中は英語を話せない・聴き取れないと自信を失っているので、スピーキングやリスニングが自分とレベルが同じぐらいの友達と話してみるといいかもしれません。

例えば、ミートアップイベントや学校がやってるイベントに参加して、一つ下のクラスの子と話してみたり、必要ならば一個下のクラスに移してもらうように先生に相談してもいいと思います。

 

【荒技】お酒に頼ってみる

飲み過ぎには注意ですが、お酒が少し入ると急に英語が上手くなる事があります。実は私がそうです。

正直お酒で自分がシャイじゃなくなるからなのか、酔っ払ってるから勝手に「上手くなった」と思い込んでるだけなのかわかりませんが(笑)、少なくともいつも以上にたくさん話せるようになります。

ちょっとほろ酔いなぐらいから自信が湧いてくるので、飲みすぎないように注意しながら試してみてください(^^)

お酒の場だけにしか通用しない荒技ですが、スランプ中に自信を取り戻したい時には少し役立つかもしれません。

 

まとめ

留学中、英語環境に長くいるのになかなか上達したと感じない時期は誰にでもありますが、自分で感じなくても少しずつ上達しているはずなので、焦らなくていいと思います。

文章中に少し紹介したイディオムの他にも、たくさんのイディオムをネイティブが普段から使っているので、一番はやっぱり海外ドラマ、映画、Youtube、Podcastでインプットする事です。

何度も耳にするフレーズだけでも、どういう意味かわかるようにしておくと、実際に聞いたら頭で考えなくても理解できるようになるはずです。

 

私が留学中に英語力を上げるために実践した事を書いた記事も、ぜひ合わせて読んでみてください: 

www.worldwidebear.net

 

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