先日パートナーの誕生日のお祝いにソープパークに行ってきました!イギリスで絶叫系があるテーマパークといえば、
アルトン・タワーズ(Alton Towers)、チェシントン・ワールド・オブ・アドベンチャーズ・リゾート(Chessington World of Adventures Resort)、ソープパーク(Thorpe Park)の3つが最も有名だと言われていますが、ロンドンからだったら日帰りで行ける距離にあるので、休日にサクッと友人や家族で遊びに行きやすくてロンドンっ子に大人気です。
今日はそんなソープ・パークの魅力やおすすめの絶叫系アトラクションを紹介していきたいと思いますので、よかったら最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
ソープパーク(Thrope Park)とは?
まず初めに、ソープパークを聞いたことがない方のために、簡単に説明させていただきます。
日本の絶叫系テーマパークといえば「富士急ハイランド」だと思いますが、絶叫系のアトラクションの数が多いところや、首都から日帰りで行ける距離にあるところが似てるので、私からするとソープ・パークはイギリスの富士急とも言える気がします。
アトラクションの怖さは私基準になってしまいますが、ディズニーのアトラクションよりは怖くて、富士急の「ええじゃないか」よりは怖くないといった感じかな。。
絶叫系が苦手な方でも、子供エリアには緩めのアトラクションがあったり、ゲームセンターやミニゲームも結構充実しているので、絶叫系に乗ってる家族や友人を下で待つことになっても、退屈しないと思います。
アクセス
ロンドンから電車で行かれる方は、Waterloo駅からソープパークの最寄り駅「Staines」まで直通で30分〜50分で行けます。
Waterloo駅1時間につき5本ぐらい電車が出てるらしいですが、当日の運行状況が変わる場合もあるので、CitymapperやGoogleマップのアプリで調べておくと安心だと思います。
ちなみにWaterloo駅からStaines駅まで行く時はロンドン地下鉄ではなく、South Western Railwayを使うので、オイスターカードは使えないため、別でチケットを購入する必要があります。チケットは当日駅の販売機で買うこともできますし、事前にSouth Western Railwayのサイトから購入することもできます:
Staines駅からはさらに950 Express Busという有料シャトルバス(950、461、446)でソープパークまで行きます。15〜20分ごとに運行してるみたいですが、詳しいタイムテーブルや料金に関しては下記のサイトから確認できます:
行く前に知っておいたほうがいいこと
これからソープパークに予定がある方は、なるべくチケットをオンラインで事前購入したほうが安く済みます。
下記の画像の通り、ソープパーク公式サイトによると現地のゲートでの購入価格が一人£50なのに対して、オンラインで事前購入すれば£35になります(2021年8月現在)。一人分£15も節約できるのでお昼代に回せますね!
画像:Theme Park Tickets, Passes & Discounts | Thorpe Park Resort
あと、もし車で行く予定なら、チケットを買うときに駐車券も忘れずに購入してください。
当日購入するより安いという理由だけではなく、駐車場を出るときに駐車券をチェックされるのですが、帰る人が多い時間帯とかだと後ろに車がいっぱい並んでるので、みんながすでに駐車代を事前購入されていればスムーズに帰れます。
ソープ・パークの混雑具合
私は火曜日に行きましたが、8月中旬だったため、イギリスの学生の夏休み真っ只中になるので、念のために開園時間ぐらいに早めに着いたけど、パークに入るためだけに1時間かかりました。
最も人気なアトラクションは60分待ちが多かったけど、やや人気なものは40分前後だったので、長く並びたくない方は待ち時間が少ないアトラクションから乗って行ったらいいと思います。
ちなみに、アトラクションの待ち時間はソープ・パークの公式アプリから確認できます。ソープパーク外でもいつでもリアルタイムの待ち時間を確認できるので、自分が行こうと思ってる曜日の混み具合を事前に確認できて非常に便利です!
私の経験ですが、お昼どきは待ち時間が一瞬短くなります。なので、待ち時間が最も長いアトラクションに乗りたいならお昼時がチャンスです。
他のアトラクションに並んでるときに、アプリでこまめに待ち時間をチェックしてみるといいかもしれません。
夕方どきからは少しづつ帰宅する人が増えるので、待ち時間も結構短くなってきます。
ソープ・パークの閉園時間は夜7時とかなので、「早い」と思うかもしれませんが、夏休み真っ只中に行った私でもメインのアトラクションはほとんど全部乗ることができました。
ちなみにソープ・パークにはFastrackという有料版ファストパスも存在します。5枚で£45とかだった気がします。ここでは詳細は端折らせていただきますが、興味がある方は公式サイトやアプリから確認してみてください。
絶叫好きな方におすすめしたいアトラクション
ソープパークには絶叫系から、水がかぶる系、迷路系など、1日では乗り切れないぐらいの数のアトラクションがありますが、私が特におすすめしたいソープパークでしか経験できないおもしろいアトラクションを3つ厳選させていただきました。
Stealth
このアトラクションは私達がソープパークで一番気に入ったやつです!
スタートからわずか2秒以下で最高速度128km/hに達するという加速を実感できるローラーコースターで、加速したまま65Mまで一気にあがり、そこからほぼ90度に下降するので、一瞬何が起きたのか分からなくなったぐらい、スピード感もスリル感もすごいアトラクションでした。
他の絶叫系よりも乗ってる時間がはるかに少ないけど、経験できる爽快感は他のどのアトラクションにも負けないぐらいおもしろかったです。
どの絶叫系もそうだけど、このアトラクションは特に加速が激しいので、発車するときに必ず頭を後ろにつけておくようにしてください。
富士急にある「ドドンパ」や、フロリダWDWのエプコットにある「テスト・トラック」に似てるけど、この中でも私はこのStealthが一番面白いと思いました。
The Swarm
世の中がエイリアンの攻撃を受けている設定になっていて、並んでるときに何か大きな事故が起きた後のような廃墟や壊れた消防車などが見れます。
自分たちがそのエイリアンの群れ(Swarm)となり、あちこちを侵略するかのように飛ぶアトラクションです。イギリスで唯一のウィング型ローラーコースターで、乗る時も右側と左側に分かれているため、列に並んでる途中から二つに道が分かれてました。
このアトラクションは足が宙に浮くタイプなので、本当に空を飛んでるかのような爽快感を味わえられます。くるくる回転する回数も多めで、乗ってる時はどこがどうなってるのかわからなかったです(笑)
ウィング型ローラーコースターって言ってもわかんない方が多いと思うので、ご参考に動画をシェアします:
Samurai
(写真の右にあるのがSamurai)
このアトラクションは待ち時間も割と短くて、派手なローラーコースターと違って一見地味に見えたけど、実際は一番手汗かいたほどスリル満点でした。。
中心軸から6方向に分かれた列の席にずらりと人が座り、地上18メートルぐらいの高さまで上がったり下がったりしながら、侍が刀を振るように回転します。この回転に加えて、さらに自分が座ってる席も列ごと前に回転したり後ろに回転したりするのですが、特に自分の列が一番上の方に来てるタイミングで席が急回転し出した時が本当に怖かったです。
他のアトラクションよりもクルクル回るタイミングが予測不可能だったため、余計に怖かったのかもしれません。
これも多分私の説明だとわかりづらいと思うので、気になる方は動画をぜひご参考ください:
他に乗るべきアトラクション
上記で紹介した3つよりもちょっとありきたりなタイプのローラーコースターだけど、「絶叫系は全部押さえておきたい!」とい方は下記の3つもおすすめです。
Colossus
このアトラクションは合計10回転もするローラーコースターで、スピードが遅めだから上下逆さまになってる時の引力がすごかったです。ご飯を食べた後に乗らないほうがいいかもしれません。
SAW - The Ride
(写真の左奥にあるのがSAW。まさに下に落ちてる瞬間)
90度真っ直ぐ上にあがって急激に落ちるタイプのアトラクションで、富士急の「高飛車」と似てますが、高飛車は落ちる手前で一瞬止まるけど、SAWは止まらずに落ちなかったです。
Nemesis Inferno
このアトラクションは待ち時間が一番長かった気がするので、かなり人気な乗り物だと思います。
足が宙に浮くタイプのアトラクションで、回転もあって楽しい要素たっぷりの王道ローラーコースターなので、絶叫系好きな方なら絶対押さえておきたいアトラクションだと思います。
ソープパークでの飲食事情
テーマパークの食べ物ってぼったくり金額だったり、選択肢もしょぼかったりするイメージがあったのですが、ソープパーク内は結構食べ物は充実してたと思います。
私は何も知らなかったので、自分でお昼ご飯に軽食を持ち込みましたが、お昼を持ち込まなくてもケンタッキーや、バーガーキングなどの有名チェーンをはじめ、ハラルやベジタリアン向けの食べ物も充実されてました。
私は軽食にフィッシュ&チップスを買いましたが、値段は普段街のフィッシュ&チップス屋さんで買う値段と変わらなかったのがいいなと思いました。
テーマパークでガッツリお昼食べる人少ないからか、ケバブとかホットドッグのような軽食を売ってる屋台が多かったです。たしかにクルクル回る絶叫系に乗る前にがっつり重いパスタとか食べたくないかも・・・
ベン&ジェリーズのアイスクリーム屋さんもありました♪
(列の中に現れるミニ売店)
ちなみに私が一番感心したのは、列に並んでる途中にも軽食が買えるミニ売店みたいなのがありました。そこからは飲み物だったり、ポテチやアイスクリームなどが買えました。ちなみに私はアイスクリームを買ったのですが、£2でした。
ソープパークのコロナ対策
マスク着用率
この時期に行かれる方はコロナ対策も気になるかと思うので、私が2021年8月中旬に行ったときの状況をシェアします。
イングランドは7月19日にロックダウン規制(人数規制やマスク着用など)を全て解除したし、コロナワクチン2回目まで済んでる人も増えてるので、パーク内でマスクをつけてる人は1割以下のような感じでした。
今は街中に出てもそんな感じなので、人が多いテーマパークだからって用心してマスクを着用するような感じではなかったですね。
列に並んでる時はというと、ほとんど屋外だったからか、マスク着用してる人はたまにちらほらいるぐらいで、ほとんどの人はマスクつけてなかったです。
気が効く人だったら列に並んでる時、前後に距離を空けてくれるけど、そうじゃない人もいっぱいいたので、心配な方はマスクを持ってくることをおすすめします。
消毒
パーク内はいろんなところに消毒ジェルがあったのはすごくよかったです。消毒しすぎて手がカサカサになったぐらいです。
特にアトラクションに降りた後は必ずどこかに消毒ジェルがありました。ただ、補充が間に合ってなくて空になってるものもあったので、心配だったら自前で消毒ジェルを持ってくると安心だと思います。
トイレで手を洗うところも、足でペダルを踏んで水を出すシステムだったので、蛇口に手を触れずに洗えたのはよかったです。
おわりに
以上、私の経験談も加えながらソープパークの魅力について紹介させていただきました。
テーマパークってなぜかアメリカの方が本場なイメージがあるけど、イギリスのソープパークも負けないぐらい面白かったです。
ヒースロー空港からも近いので、ロンドンに旅行に来るついでにぜひ寄ってみてはいかがでしょうか?