ロンドンに登録されている博物館の数は、なんと260以上もあるそうですが、私が語学留学した時も大英博物館を含め、たくさんの博物館を訪れました。
イギリスの博物館の魅力は、何と言ってもほとんどが見学無料なんです!無料とは言っても、実際に行くと、ビックリするほど立派な博物館ばかりなので、むしろ無料で見学できるのが信じられないぐらいです。
今日は、ロンドンに来たら絶対に行く価値があると思う博物館TOP5を紹介しますので、ロンドンに行く機会があったら是非参考にしていただければと思います。
- 大英博物館(British Museum)
- ヴィクトリア&アルバート博物館(Victoria and Albert Museum)
- 自然史博物館(Natural History Museum)
- テート・モダン(Tate Modern)
- ナショナル・ギャラリー(National Gallery)
- おわりに
大英博物館(British Museum)
最寄駅
Tottenham Court Rd
Holborn
Russell Square
見所
名前だけでも聞いたことがあるかと思いますが、大英博物館は1759年に世界で初の国立博物館としてオープンし、当初から無料で見学できていたそうです。
入り口から入ってすぐに開放感がある天井と螺旋階段が目に入ってきます。何と言っても一番の目玉はやっぱりロゼッタストーンです。
大英博物館に正面入り口から入ると広間のGreat Courtに出るが、それより左の展示室群は古代ギリシア、古代エジプトコーナーとなっている。ロゼッタストーンは、Great Courtから入ってすぐの展示室を左に30メートルほど進んだ場所に、右側の壁際におよそ2メートル立方のガラスケースに入れて展示されている。ガラスケースの横にはロゼッタストーンの説明やヒエログリフの簡単な解説などが書かれている。
大英博物館の広さは本当に1日じゃ回れそうにありませんが、時間が限られてる方は、90分で有名どころを一周できるガイドツアー「Around the world in 90 minutes」に申し込まれても良いかもしれません。ツアー費は£14です。
また、子供も参加できる様々なアクティビティも開催されているので、お子様の自由研究のネタ作りにも良いですね。
ヴィクトリア&アルバート博物館(Victoria and Albert Museum)
最寄駅
South Kensington
見所
7階にもわたって展示される数え切れない数のジュエリー、アンティーク家具、絵画、ポスター、ステンドグラス、ドレスなど、特にファッションや装飾品が好きな女子たちにとって大満足間違いない展示内容になっています。
何かインスピレーションが欲しいと思う方にぜひお勧めしたい博物館の一つです。
1階にあるお土産やさんは、デザイン性が高いおしゃれな文房具などがたくさん揃っていることも人気高い原因の一つらしいです。
また、併設しているV&Aカフェも、このカフェを目的にだけに訪れる人が多いぐらい人気高いです。
ゴージャスな内装で作り上げられた息をのむほど美しいダイニングルームに座って食事をすることができるため、ロンドンで最も豪華なカジュアルカフェとも言われています。
息を呑むほど美しい天井をぜひ生でご覧ください。
ちなみに、この博物館は次に紹介する自然史博物館の隣にあるので、どちらかを訪れる予定がありましたら、時間が許す限りぜひ両方を見学してみてください。
自然史博物館(Natural History Museum)
最寄駅
South Kensington
見所
ヴィクトリア調の美しい外観にまず100ポイントを差し上げたいぐらい、サウスケンジントン駅から歩いて初めて目にした時はその美しさにすごく感動しました。
この博物館は名前の通り、生物や自然を特化した展示内容になっていますが、何と言っても入り口に入ってすぐに見える広いロビーの真ん中に吊るされたライフサイズの恐竜の化石の迫力の凄さは一度見たら忘れません。
日本の地震を体験するコーナーもありましたが、少し体験してみたら311のトラウマが蘇って気持ち悪くなってしまいました(^^;)
恐竜はやっぱり子供に人気の為、土日や学校の長期休みと被った時期は混雑が予想されますので、少しでも空いてる方が良い方は学校の休みじゃない日に行かれると良いかもしれません。
また、クリスマスシーズンには博物館の外にアイスリンクも設置されます。
リンクの真ん中あるキラキラ光る大きなクリスマスツリーとイルミネーションの光と、その光に照らされた歴史的な博物館を見ながら、ロマンチックに一滑りできるなんて素敵すぎます♪
テート・モダン(Tate Modern)
最寄駅
Southwark
Blackfriars
見所
テムズ川のすぐそばにある近代美術館のテート・モダンは、元々「バンクサイド発電所」だった建物を改築して2000年にオープンしたそうです。
モダンアートがさっぱりな私でも知ってる有名なダリやピカソ(有料)の作品も見れます。
ちなみにこの建物を設計したのジャイルズ・ギルバート・スコットという方は、イギリスと言えば思いつくシンボルの一つである赤い電話ボックスをデザインした方らしいです。
企画展は有料チケットが必要ですが、無料エリアだけでも十分にアートを味わえます。
モダンアートがお好きな方と、そうじゃない方によって評価が異なるかもしれませんが、後者な私のような方は屋上のテラスに行って、目の前のテムズ川を眺めながらちょっと一息つくのも良いですよ。
お土産やさんには、もちろんおしゃれなグッズや本が売られていて、見ているだけで楽しかったです。
ナショナル・ギャラリー(National Gallery)
最寄駅
Charing Cross
見所
多くの映画シーンにも出てくるあの有名なトラファルガー広場が目の前にあるナショナル・ギャラリーは、北ロンドンに住む裕福層が馬車で来やすく、東ロンドンに住む貧困層の人たちにとっても徒歩で来やすい位置であった為、1838年にこの場所にオープンされたそうです。
人気が高い割には、中は広々とした空間でそれほど混雑もしていない為、ストレスフリーに堪能できます。
個人的に目玉だと思ったのはゴッホの「ひまわり」とダ・ヴィンチの「岩窟の聖母」ですが、他にも「あれ?どこかで見たことがある」と思うような有名絵画がずらり壁に飾られていて、そこまで絵画に詳しくない方でも、豪華な空間にいるだけでヨーロッパに来たな〜という気分をゆったりと味わえます。
バッキンガム宮殿から徒歩15分ほどで行ける場所にあるので、ぜひ観光のついでに訪れてみてください。
ちなみに、この前発見したのですが、トラファルガー広場の前にある交差点の歩道車用信号がよく見る信号と少し違うんです(*^^*)ぜひ見つけてみてください♪
実はナショナル・ギャラリーは、金曜日の夜だけ普段より3時間も遅い夜9時まで開館しているので、夜のトラファルガー広場の素敵な夜景を見るついでに訪れるのをお勧めします。
おわりに
以上が私がお勧めしたい無料で見学できるロンドンTOP5の博物館でした!
ロンドン市内はバスがたくさん通っているので、せっかくロンドンに来たら、赤い二階建てのバスに揺られながらお散歩気分で美術館巡りしてみてもいいかもしれません。
街並みそのものが芸術品のような美しいロンドンを、徒歩の目線よりも高いバスの二階から見ると、また違った新たな発見ができるかもしれません。