前回、留学に持ってきてよかったものについて書いたあと、興味本位でネットで他の人はどんなものを書いてるのだろうと、検索して色々読んでいたら、情報が古すぎて参考にならないものばかり目につきました。
今時「ウォークマン」や「電子辞書」を使う学生なんていませんよと読んでいて突っ込みたくなりました。
そこで、私が実際に6ヶ月間の留学で学習した事を活かして、改めて持って行かなくいいと思うものと、今度は絶対に持って行こうと思ったものを、紹介したいと思います。
今度は絶対に持って行かないもの
必要以上に服
イギリスは日本と比べると、四季がはっきりしていません。夏も日本ほど暑くなるのは珍しいので、9月から留学されるのでしたら、本当に夏服が必要になった時に買ったほうがいいと思います。
そして学校におしゃれしてくる人もあまりいません。スキニージーンズにトレーナーやシャツでラフな格好をした方が浮きません。私は前回留学した時は、時間が経つにつれ、日本で買った服をどんどん着なくなりました。
環境が変わることによって、不思議と服の好みも変わってきて、最終的には帰国する時に、日本から持ってきた服をどっさり捨てて帰ってきました。(イギリスで予想以上に荷物が増えてスーツケースが閉まらなかった。。)
もちろんおしゃれしたい方はどんどんおしゃれして個性を出してください。イギリスは個性をとても尊重する国なので、変わったものを身につけてると「I like your ○○○!」と、いきなり知らない人に褒められることも結構あります。
私の場合はどちらかというと「昨日からイギリスに来たばかりの留学生です」みたいな、いかにも新参者を醸し出すような格好をしたくないという理由もあって、今回はGAPやH&Mで買ったシンプルで着回せるものだけ数着持っていきます。
足りなくなったらイギリスのしまむら(笑)PRIMARKで買い足せばOKと思ってます。PRIMARKのオンラインショッピングサイトでざっくりどういうものが売ってるのか、好みのものがあるか、あらかじめ見ておくと、持って行く服を決めやすいかもしれません。
ただ、パーティーとかクラブに行く時は、みんな結構気合を入れてきます。ドレスコードがある場合もありますしね。でもそんないつくるかまだわからない時のために今から用意するのもバカバカしいので、必要になったら現地で調達しようと考えてます。
ちなみに、RIVER ISLANDやNEW LOOK、ネット通販だとASOSあたりで可愛いのが見つかると思います。ドレスはイギリスの方が色使いも鮮やかで体にフィットした可愛いデザインが豊富なので、本当におすすめです。
電子辞書
私が高校生だった時は、まだガラケーの時代だったので、電子辞書を使う機会が多かったのですが、今も学校で使われているんでしょうか?
前回語学留学した時は、携帯がSIMフリーじゃなかったので、Wi-Fiがない時のために電子辞書を持っていきましたが、使ってるのは私だけでした。クラスメートには「何それ」と不思議がられました。
今回はSIMフリーの携帯を持って行くので、ネットや辞書アプリで十分検索できるため、不要です。
折り畳み傘
「イギリス=雨」のイメージから前回折り畳み傘を持っていきましたが、一度も使わないまま持って帰ってきました。
イギリスの雨は降ってもすぐに止まるので、誰も傘をさしていません。どうしても濡れるのが嫌な方はフード付きの上着を持って行くと良いですよ。現地の男性もみんなフード付きのウィンドブレーカーを着ていました。
ちなみに、フード付きじゃない上着を着てた時は、私は大きめなマフラーを雨避けに使ってました。
必要以上に文房具
前回留学した時は「日本の物は優秀で使いやすい」からと、色々持っていきました。
ルーズリーフのファイルや、リーズリーフのレフィル、仕切りがあるフォルダー、シャーペン、ボールペン、ジェルペン、フリクションペン、消しゴムなどなど。
でも、学校の友達はみんな現地で売ってるような大きめなメモパッドやノートで普通に勉強できているのを見て、ちょっとそこまで日本製品にこだわらなくてもいいかなと思えてきました。
今回はできるだけ荷物を減らしていきたいので、学校用の文房具は最低限のボールペンとシャーペンと消しゴムだけを持って行こうかなと考えています。
可愛いものが欲しかったら、Flying TigerやWHSmithに行けばたくさん揃ってるし♪
靴下(スニーカー用ともこもこソックス)
スニーカー用靴下はPRIMARKで7足£2.5(約366円)で買えますし、冬に部屋で履くもこもこ靴下も2足で£2(約292円)で買えますので、必要以上に持っていかないようにしようと思います。
こんなに安くて大丈夫かなと思いましたが、4年前に留学した時に買ったものを、未だに普通に履けるほど丈夫なクオリティです。(でもPRIMARKで買ったパンツはボロボロにほつれ始めました)
もこもこな部屋着
日本では冬はもこもこな部屋着を普段から着ているため、前回留学した時に上下セットを持っていきましたが、ホームステイ先の家では暑くて全然着ませんでした。
イギリスの家はセントラルヒーティングが主流で、家丸ごと暖まっているので、大体ロンTで十分なんです。
今回もゆったりめな服を部屋着として1着持って行って、足りなくなったら向こうで買おうと思ってます。
前回も向こうで1着上下セットのクリスマス柄のパジャマを買いましたが、日本で売ってない柄なので、帰国してからも大切にたくさん着ています。
ちなみに£12(約1758円)でした。
書籍(ガイドブックや英語の勉強本)
書籍はかさばるし、重いので電子版を購入するか、あとはガイドブックや勉強本に書いてるような内容は、ネットで見るようにすると割り切った方がいいです。
せっかく英語を身につけるために行くのでしたら、この際は英語で検索する癖をつけたほうが勉強にもなります。
実際に、英語で検索した方が日本語よりもたくさん検索結果が出ますし、学習に関しては、ネットで無料で利用できる英語学習者向けに作られたサイトなんていくらでもありますから、上手くなるためにも日本語の参考書から卒業する事が大事です。
日本の市販ぐすり
イギリスでも色んな症状に対しての市販ぐすりが薬局で買えます。
日本の物はイギリスのより安全とかそんな時代遅れな神話を信じていませんので、ちょっとした風邪や頭痛は現地で調達するつもりです。
ただ、飛行機で頭痛になる事が多いので、頭痛薬だけは少し持って行きます。
生理用品(女子)
これに対して「日本の方が質が良い」と書いてる人がびっくりするほど多くて、実際はイギリスも先進国ですから、使い物にならないような物は売っていません。
ナプキンもタンポンも日本のとそこまで変わらないので、大量のナプキンやタンポンをスーツに詰め込まずに、緊急に備えた分だけしか持って行きません。
今度は絶対に持って行くもの
バレットジャーナル(Bullet journal)とそれ用の文房具
私はバレットジャーナルを手帳として色々なことを管理しています。
趣味でもあるバレットジャーナルを作成するために買い揃えたペンやマーカーは、イギリスでまた揃えるとものすごくお金がかかるので、今回留学する時はお気に入りのペンとマーカーは必ず持って行く予定です。
VISAデビットカード
前回は大きい買い物はクレジットカードで、現地で現金を降ろす時は新生銀行を利用していましたが、先日、新生銀行が海外ATMから出金できなくなるニュースを目にしました。
色々調べた結果、海外で使えるVISAデビットカードが一番良さそうだったので、今回はクレジットカードとVISAデビットカード両方を持っていこうと思います。
クレジットカードは、年会費無料なのに海外旅行保険が自動付帯の エポスカード がお勧めです。
何ヶ国も海外旅行先のお店で問題なく使えましたし、Visaマークが表示された海外ATMで現地通貨のキャッシュをキャッシングする事も簡単にできたので、よく海外旅行をするなら、1枚持っておくとかなり便利です。
パソコンと(SIMフリーの)スマホ
前回もパソコンとスマホを持って行きましたが、結局語学留学中では、自分のパソコンを使ってネットサーフィンするぐらいしか使う機会がありませんでした。
しかし今回は大学院に行くので、たくさんパソコンを持ち運ぶ機会が増えると思って、性能も良く、持ち運びしやすいと評価高いMacBook proに買い替えました。
あと、今までずっとWindowsしか使ってこなかったので、プログラマとしてmacOSも使いこなしたかったのも理由の一つです。
スマホについては言うまでもなくものすごく重要ですが、前回はまだSIMロックされているスマホを持って行ったので、現地用に別で電話とショートメールしかできない安いガラケーを買いました。
6ヶ月だけだし、Wi-Fiは色んなところにあるので困らないと思ったのですが、住宅街で道に迷った時や、学校のWi-Fiが繋がりにくい時はものすごく困りました。
日本帰国後、携帯の買い替えとともにSIMフリー版のスマホにしましたので、今度は絶対に持っていくアイテムの一つとして持って行きます!
旅行用のミニ化粧品とか詰め替えボトル
前回語学留学した時は、半年間という短い期間だったこともあり、日帰り旅行しかしませんでしたが、今回はイギリスからヨーロッパの国々にたくさん飛び回りたいと思っています。
しかし、ヨーロッパ圏を飛び回る航空会社はLCCが主流のため、当然スーツケースを預ける場合は更にお金がかかることになります。
高い場合、数千円で取れる航空券よりも、お預かり荷物代金の方がお金がかかってしまうこともあるので、可能な限りキャリーオン用のスーツケースとリュックだけで旅行した方が、格安に旅行できます。
そのため、当然手荷物に入れる液体も100ml以下のボトルに詰め込んだものしか旅行先に持っていけません。
私は、小さいパッケージや小分けされた化粧品のサンプルを貰うたびに海外旅行用に取っておくようにしてるので、このサンプル達と詰め替え用のミニボトルを一式まとめたポーチを、手荷物に入れて留学先に持って行く予定です。
ヒースロー空港に到着した後、万が一ロストバゲージになったとしても、手荷物に数日間分の基礎化粧品や化粧品を入れておけば、スーツケースが戻るまではしばらくそれでしのげますし(^^)
ちなみに個人的にオススメしたいのは、最近人気があるこのシリコン製の詰め替えチューブです。
最後の一滴までしぼり出せるので無駄なく使えますし、使い切った後にうまく畳めば、少し荷物のスペースの節約もできます。
キャリーオンサイズのスーツケース
これも上と同じ理由で、ヨーロッパの国へ旅行するときに必要なので、キャリーオンサイズのスーツケース1つ持って行くことにします。
旅行先で写真撮る為のガジェット一式
これも留学中に旅行する時のために、いつも愛用しているGopro HERO5や、RICOH THETA SC(360度カメラ)、両方をつけられる自撮り棒(三脚付き)を持っていきます。
GoPro HERO5
GoPro HERO5は、防水ケースなしで水深10Mまで使用できるので、プールやビーチで遊ぶ時にすごく便利です。
幅の広い写真を取れるので、携帯で撮ったものよりかなりインスタ映えする写真が撮れます。
イギリスの歴史的な建物を近い距離から撮影すると、携帯のカメラの枠に収まらない場合があるので、魚眼効果があるGoProを使えば建物全体を撮れると思うので、今回は絶対に持っていくことにしました。
ちなみに私が使っているこのHERO5は、今一番新しいモデルよりも1つ古いモデルなので、今かなり安くなっています!(私が買った時よりも1万円安くなっている…涙)
RICOH THETA SC(360度カメラ)
360度カメラは大人数で旅行する時にかなり盛り上がるので、これも絶対持っていきます!
テーブルにみんなが座っているど真ん中にこのカメラを置くと、わざわざ写真に収まるように一箇所に全員を集めなくても、そのままの雰囲気で全員を撮れるので本当に便利です。
初めて360度カメラの写真を体験する人も多いので、 これを出すとみんな「すげー」と、すごく感動してくれます。
ちなみに現在360度カメラで撮った写真と動画をサポートしてるLINEとFacebookに投稿すると、指でグリグリ回せる状態で載せられますよ(^-^)
GoProとTHETA両方つけられる自撮り棒
GoProもTHETAも、集合写真を撮る時や自撮りする時に自撮り棒がないと不便なので、30cmから93cmまで伸縮できて、三脚も取り外し可能なところに惹かれて、このSmarteeのものを買いました。
買ってから1年ぐらいになりますが、海の塩水を落としきれなかったネジのところが少し錆びたぐらいで、このままでも問題なく使用できています。
(錆びて欲しくない方は、海で遊んだ後、取り外せるパーツを外してからネジのところもしっかりと水道水で洗ったほうがいいですよ!)
この手の自撮り棒はイギリスでも買えると思いますが、そこまで幅をとるものでもないので、二つのカメラとセットでイギリスに持っていく予定です。
まとめ
以上が私が思いつく二度目の留学に不要と必要なものでした。
個人の需要順位がそれぞれ違うので、ネットで他人が書く持ち物リストって見てるだけでも面白いですよね。
私は普段Youtubeで「Travel essentional」や「holiday packing video」を検索して、他人が旅行にどんな物を持って行くのかたくさん観てるぐらい興味津々です。
今回私が紹介したものの中で、参考になったことはありましたか?また、これもいらないよ!とか、これは絶対いるよ!というものがありましたら、ぜひ教えてください。
4年前に語学留学した半年間を通して、持ってきてよかったと思えたものを書いたこちらの記事も参考にしてみて下さい。
語学留学した時の持ち物完全リストもぜひご参考ください: