旅行にしても、留学にしても、日本から出ると様々な文化の違いに遭遇しますよね。
アジアの中でも日本の文化や思想は独特で、日本で常識だと思ってたことが海外では非常識だったり、非常識だと思ってたことが海外では常識だったりと、海外に出て生活したことがある方は必ずカルチャーショックを受けたことがあると思います。
私が留学したイギリスでも、半年間もそこで生活をすればイギリスならではの事にたくさん気づくことができました。
今日は、今後イギリスに旅行や留学しに行く機会がある方のために「これ知っておくと良いよ」というようなイギリスのちょっとした特徴を紹介したいと思いますので、ぜひ参考にしてください(^-^)
食事編
1. 移民が多いイギリスならではの美味しい料理
「美味しい料理が食べれない」というステレオタイプはもはや古いです。
国際化が進んだ今、移民が多いイギリスでは各国の美味しい料理が食べれるチャンスが増えました。
世界的大都市の一つのロンドンならなおさらご飯を心配する必要はないです。
日本人経営のお好み焼き屋さんだってありますし、日本人の口に合う安くて美味しい中華料理もチャイナ・タウンだけでなく、色んなところで食べれます。
美食の国イタリアやフランスが地理的に近いこともあって、美味しいハムやソーセージ、チーズ、ワインの選択肢も多いです。
美味しいフムスもその辺のスーパーで買えます。
そしてイギリスならではの本格的なインド料理も食べなきゃ勿体無いので、イギリス料理をまずいと決めつける前に、ぜひイギリスの国民的料理「チキンティカマサラカレー」を試してください。
2. フィッシュ&チップスはビネガーをたっぷりかけて食べるもの
イギリスといえばフィッシュ&チップスですが、チップス(ポテト)にはたっぷりとビネガーをかけて、しっとり浸して食べるのがネイティブ流です。
3. 昼間のパブはファミリーレストラン
パブはお酒を飲むところのイメージが強いと思いますが、実はパブでもランチやディナーが食べれるところが多いんですよ。
夜遅い時間帯はさすがにいませんが、小さい子もパブに連れてファミリー会をしているのもよく見かけます。
私はクラスメートとパブでディナーにハンバーガーや、オーブン焼きのお魚料理を食べましたが、すごく美味しかったです。
イギリスに来たら、意外とアットホームなパブでぜひ食事してみてください。
ちなみにロンドンで£20以下で食べれるパブを紹介している記事を見つけましたので、参考にどうぞ♪:
4. パブではチップは不要
パブでお酒を飲むだけでしたらテーブルサービスはなく、カウンターに行って直接注文し、そこで支払うスタイルなのでチップは要りません。
どうしてもチップをあげたい場合ならもちろんあげても良いと思いますが、普通ならお酒の値段だけを支払います。
5. パブは夜11時〜12時に閉まる
パブって深夜まで営業しているかと思えば意外と11時ぐらいにしまっちゃうところが多いのです。
まだまだ飲みたいという方はバーや、クラブに行けば朝まで飲めます。
6. ビール飲めない方はcider(サイダー)
日本の居酒屋にあるりんごサワーやカルピスサワーのような飲み物はありませんが、ビールが苦手な方はぜひサイダーを試してみてください。
サイダーと聞くとラムネのような甘い炭酸ドリンクを想像されると思いますが、イギリスでサイダーを注文すると炭酸の林檎酒がでてきます。
日本でもイギリスのパブみたいなお店で買えました、サイダーではなく「シードル」という名前でした。
苦いお酒が苦手な私のお気に入りはKopparbergというメーカーの「ストロベリーとライム」のサイダーです。
画像を拝借:Kopparberg Cider - Kopparberg
生活編
7. 24時間営業のコンビニはないけど、長時間営業のコンビニはある
セブンイレブンのような24時間営業のお店は、近年アジアの国々でもよく見かけるようになりましたね。
イギリスには24時間営業のコンビニはありませんが、Tescoや、Sainsbury'sなど長時間営業の便利店があります。
さすがにストッキングや爪切りまで揃っているかはわかりませんが、現地の人が困らない程度のものは一応揃っております。
あと、タバコやお酒が買える個人経営の店も結構遅くまで開いていました。
8. 値段には税金が含まれている
日本だと税抜き、税込みどっちかで表示されていると思いますが、イギリスでは書いている値段にはすでに税金込みになっています。
9. お店が午後6時ぐらいで閉まる
日本ではデパートやスーパーが夜9時〜10時ごろまで開いていますが、イギリスのお店は早いところだと午後5時ぐらいにはもう閉店してしまいます。
日曜日はさらに午後3時ぐらいに閉まっちゃうので、急な買い物が必要にならないように覚えておいた方がいいです。
私はおかげで寝るのが早くなったので、特に不便だとは思いませんでした。
私のように日本にいるときは、遅くまで何でも営業しているからついつい夜型人間になってしまう方は、きっとイギリスに来たら昼型人間になると思います(笑)
10. プラグと電圧に注意
イギリスのプラグは三つ穴のBFタイプなので、変換プラグを2、3個持って行くと便利です。私が留学したときはうまく使いまわしてたので2個で足りました。
さらに、イギリスの電圧は240Vなので、日本の電圧120Vにしか対応していない電気製品は、100~120Vと200~240Vどっちにも切り替えできる海外対応のものに買い換えるのをお勧めします。
やっぱり変圧器は重たいし、かさばるので荷物スペースの節約ができます。
このドライヤーは、留学する方のブログに何度も登場するぐらい人気のようで、髪がパサパサになる硬水のイギリスで使っても髪がサラサラになるとか。
私も買うか迷っています。
ちなみ前回留学した時に買ったのはこれです。
海外対応のドライヤーにありがちな風量の弱さもなく、結構強めな風量で、イギリス留学中ずっと愛用していました。
コンパクトだから帰国してからも、海外旅行の度に持って行きました。
ホテルのドライヤーはたまに使いづらいのがあるし、潔癖症なので自分のドライヤーの方が嬉しいです(*^^*)
何より値段が超お手頃♪
11. バスを降りる時は運転手にお礼を言う
日本では運転手が乗客にお礼を言う時があっても、あまり乗客が運転手にお礼を言う光景は見かけませんが、イギリスではみんなバスを降りる時に「Thank you!」や「Cheers!」と言って降りていきます。
ロンドン観光で二階建てバスに乗る機会があったら、忘れずにお礼を言ってくださいね。
コミュニケーション編
12. 天気の話がこれでもかってぐらいする羽目になる
バス停などでちょっとした行列で待っていると、年寄りの方が「また雨が降りそうだね〜」と声をかけてきたり、日常的にちょっとしたカジュアルトークをするとき、イギリスの天気が変わり易いからか本当に天気の話ばかりでした(笑)
まぁ挨拶がわりなので他に話すこともないですが、天気や気温の英語表現をたくさん覚えておくとすごく便利ですよ。
13. 「Sorry」「Please」をたくさん言う
クラスメートも「British people are very polite」と口を揃えて言っていたぐらいイギリス人は礼儀正しいです。
言葉遣いもアメリカ人のフランクさと比べたらすごく丁寧に感じます。
自分たちに対しての皮肉ジョークでも「イギリス人はSorryばっかり言ってる」の話が多いです。
でも「Sorry」と言っているからと言って自分の間違いを認めている訳でもないとよく聞きます(笑)
BBCのウェブサイトに「なぜイギリス人は"sorry"ばっかり言うのか」という記事がありましたので、よかったら英語の勉強がてら読んでみてください。
「Please」も本当によく言ってます。
何かを注文する時、フランクなアメリカだと「Can I get ○○?」が一般的だと思いますが、イギリスでは「Can I have○○, please?」になります。
14. アメリカ英語との違いに注意
この前「留学して初めて知ったイギリス人がよく使うイギリス英語【単語編】」という記事にも書いた通り、イギリスならではの言い方を知らないと困ることがあるかもしれません。
例えば「pants」はアメリカではズボンですが、イギリスではズボンは「trousers」で、「pants」は下着のパンツを指します。
しかもイギリス人は、英語の発祥地はイギリスなだけあって、英語に対するプライドが高く、アメリカ英語の単語を使うと「アメリカ人の英語は本当の英語じゃないから!正しい英語はこう言うのよ」と正されることがありました(笑)
15. イギリス人は正しい文法を話す
やっぱり英語の発祥地なので、正しい文法を使っている方が多かったです。
「How are you?」に対して「I'm good」と答えると、「違う! "I'm fine"と言うのが正しい」と正されました。
「By who?」ではなく「By whom?」と言う人の方が多かった。
英語を学ぶならやっぱり本場のイギリスが一番だなと感じました。
おわりに
以上、イギリスに来る前に知っておくと良いよ!と思うことを15個紹介させていただきましたが、少しでもためになりましたか?
こういう事も知っておくと良いよ!と付け加えたいものがありましたらぜひ共有してください♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました(*^^*)