語学留学を考えている方に、留学準備の一連の流れをイメージしやすいように、今日は私の経験に基づいて、「留学したい!」と決めた瞬間から出発までの一連の流れについて書いていこうと思います。
特にビザが下りてから出発の日までの時間は、あっという間に過ぎていきますので、留学前にやっておいた方がいい事など、私からのアドバイスだと思って読んでいただければ良いなと思います。
- 留学エージェントに相談
- 早めに自分名義の口座に費用を入れておく
- ビザ申請
- 航空券購入
- 荷造り
- Google earthで学校やホームステイ先を見学
- Facebookでホストマザーの名前検索(笑)
- ホストマザーにメールで簡単な自己紹介
- 英語で文法用語を理解できるように
- 事前にWebチェックイン
- 留学生活のブログを始める
- おわりに
留学エージェントに相談
私が語学留学した時は「なんとなく留学してみたいな〜」と思っていた事が一気に現実化できたのも、留学エージェントとの無料相談に申し込んだ瞬間でした。
ちょっとでも留学に興味がある方でも、説明会や個人相談などに参加してみる事で、自分の気持ちがハッキリとわかるようにもなります。
ブログで留学情報について書いている私が言うのもなんですが、やっぱりネット上の情報よりも、留学生を毎日のように送り出しているプロから聞いた情報を信用するべきです。
特に留学ビザに関する申請方法は、毎年ちょっとずつ変わっているので、正確な情報を常に把握している留学エージェントさんは本当に頼もしいです。
ちなみに語学留学の場合、多くは無料でも留学の手配をしてもらえますので、「自分で全て手配したい!」という強いこだわりがなければ、留学エージェントさんを利用する方が楽ですよ。
早めに自分名義の口座に費用を入れておく
イギリスの場合、語学留学も大学院留学も、ビザ申請で資金証明をする必要があり、さらにその資金額が28日間ずっと銀行に継続して入っている事を証明しなければいけません。
申し込むビザの種類や、住む地域がロンドンとロンドン外によって異なるので、いくらが必要かは早めにちゃんと把握し、費用を用意しておきましょう。
もちろん、親名義の口座での証明も可能ですが、親との関係を証明する資料(+英語翻訳)の提出が必要になるので、自分名義の方が楽だと思います。
そして注意しなければいけないのは、28日間資金が継続したという証明ができる日からは、30日以内にオンラインでビザ申請しなければ、無効になってしまうそうです。
私がビザを申し込んだ時は、資金証明を発行してすぐにビザ申請しました。ビザ申請センターに行く日までに、資金証明の翻訳(ほとんどの業者3営業日ぐらいで返してくれます)を頼んだり、コピーが必要なもののコピーをとったりしました。
ビザ申請
いよいよビザ申請センターに書類を提出します。
ここで注意したいのは東京の新橋にあるビザ申請センターは非常に迷いやすいです。
私が初めて申請しに行った時は予約時間より15分も遅れてしまって、号泣して留学エージェントさんに電話したトラウマが残ってるぐらいです。
しかし結局20分ぐらい遅刻して到着しましたが、「今日はもう申請できません」と言われる事もなかったので、道に迷っても焦らずに行動してくださいね。
ちなみに、先日大学院に留学する為のTier4ビザの申請に行ってきましたが、前回のトラウマから学習して30分も前に新橋に着くようにしました。
それでもGoogle Mapを頼りにしたのに少し迷ってしまって、でも30分も余裕を持って駅についたおかげで予約時間10分前にビザ申請センターに到着できました。
私のような方向音痴さんは、時間にかなり余裕を持って駅に到着するようにした方がいいかもしれません。
航空券購入
航空券は渡航する日が決まり次第、早めに購入した方がいいと思います。
出発日に近くなるにつれ値段が上がる可能性があるのもそうですが、直行便や乗り換えの待ち時間が短いフライトは早いうちに切りきれてしまうので、条件の良い選択肢が多いうちに買った方がお得だと思います。
荷造り
ビザも航空券も手に入ったら、いよいよ荷造りです。
ここではあえて持ち物リストの紹介は省略しますが、「気をつけた方がいいかも」と思うことを紹介します。
変な英語が入ってる服はやめた方がいいかも
まぁ、どんな服を着ても文句は言われませんが、変な日本語が入ってるTシャツを着ている外国人と同じように、変な英語が入ってる服を私たちが着ているのも英語圏ではおかしく見られます。
変に目立ちたくない人は、何も書いていない服を持って行く方が無難だと思います。
A4サイズのバッグ
語学学校で使われる教科書はA4サイズの大きいものが多いので、A4サイズが入る通学カバンを用意した方がいいです。
学校にいた友達はリュックとか大きめなショルダーバッグ、トートバッグを使っていました。通勤用に使ってるA4サイズのバッグとか既に持っていれば、それで十分だと思います。
ちなみに私は9月からの大学院留学のために、旅行で使っているリュックと別に、服がリュックに合わない時用にこのトートバッグを買いました。
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価格:3,582円 |
バッグ自体がすごく軽くて、留学のために新しく買ったMacBook Proもすっぽり入るので、留学に行く前からもう愛用しています。
海外の電圧に対応していない家電はないか最終チェック
今時私たちがよく使っている電気製品は大体海外の電圧に対応しているはずですが、万が一イギリスの電圧240Vに対応していないものがあったら変圧器も持って行くか、これを機に海外の電圧に対応するものに買い換えるのもいいかもしれません。
変圧器ってやたら重いので、個人的には日本と海外の電圧両方対応しているものを購入した方がいいと思います。この先、たくさん海外旅行に行く時に持って行くようなものでしたら尚更ですね。
100均で売ってるプラスチックのカゴは便利
私のホームステイ先では、自分でシャンプーやボディソープを用意しなきゃいけなかったのですが、ガラスのドアで仕切られてるシャワースペースの中に全員分を置くスペースがなかったので、毎回自分のバスグッズを部屋から持って行く必要があった。
その時に活用したのが、なんとなく整理整頓用に買った100均のプラスチックのカゴでした。スパバッグのようなものを既に持っている場合はそれも良いと思います。
日本のことを英語で説明する本
この本は、日本在住のイギリス人女性が著者なので、外国人が理解しやすい説明の仕方になっているのがとても良いなと思いました。
外国から来た友達に日本のことを聞かれる機会も多いですが、語学学校の授業でも「あなたの国ではどんな感じ?」と聞かれることも多かったので、一冊こういう本があると便利です。
日本人なのに日本のこと何も知らないなんて恥ずかしい思いをしない為にも、勉強しておいて損はないですよね。
もっと持ち物に興味がありましたら、こちらの記事もどうぞ:
Google earthで学校やホームステイ先を見学
Google earthのストリートビューで学校の外観を見たり、近くにどんなものがあるのか確認してみると楽しいですよ。私も親と一緒に初めて見るイギリスらしい素敵な住宅街に感動しました(^^)
ホストファミリーの住所が既にわかっている場合、家から学校までの行き方を少し予習するのも良いかもしれません。
Facebookでホストマザーの名前検索(笑)
私のように、まだ見ぬホストファミリーがどんな人か気になってしょうがない方は、Facebookでホストマザーの名前を検索すると写真を見れるかもしれませんので暇つぶしにどうぞお試しください(笑)
ホストマザーにメールで簡単な自己紹介
学校から事前に送られてくるホストファミリー情報にEメールアドレスが書かれているかと思いますので、少し好印象を与える為に簡単な自己紹介をかねて挨拶メールを送って見るのも良いと思います。
私のホストマザーは既にいる他の学生がどんな子なのか、家族構成や、家に犬がいることを教えてくれましたので、出発前に今後の生活のイメージを少しでも掴めてよかったです。
英語で文法用語を理解できるように
語学学校の授業は当たり前ですが、英語で行われるため、副詞、受動態、現在進行形とかの英語バージョンを知らないと最初は大変かもしれません。
使用頻度が高そうな文法用語を事前に覚えたり、ノートの1ページ目とかに貼っておくと便利ですよ。
ちなみに私はこちらのブログを参考にしました:
語学留学ってひとりでできる?-語学学校で使える文法用語(ノートに貼り付け必須です!)
事前にWebチェックイン
航空会社によって差があるかもしれませんが、大体出発の数日前からオンラインでチェックインできるようになります。
事前にチェックインをしておくメリットは、当日カウンターでチェックインする列よりも、早い列に並べられるかもしれない以上に、自分で席を決められるのが良いです。
もちろん好みにもよりますが、日本からロンドンまでの長時間フライトで寝やすいのは壁に寄っかかれる窓側の席がオススメです。
通路側はトイレに行きやすいのですが、トイレに行く人や客室乗務員が行き来するので、睡眠が浅い方はしょっちゅう起される可能性があります。
留学生活のブログを始める
Photo by Matthew Henry from Burst
私が語学留学に行く前、ビザ申請から持ち物までたくさんの留学ブログを参考にしました。
現地での日記のようなブログも楽しくて、いつも更新を楽しみにしていました。その影響もあって、私も留学という貴重な経験を記録に残したくなって、留学ブログ(このブログより以前のもの)を始めました。
そのおかげで大切な思い出を記録に残すことができただけじゃなく、同じような境遇の方とメッセージのやりとりもできて、何度も励まされました。
この前も当時のブログを読み返して「楽しかったな〜」と懐かしんでしまいましたが、あの時にしか感じられなかったことなどをブログという形で記録に残しておいて本当によかったと感じます。
おわりに
以上、留学前の流れと、出発前にやっておいたほうがいいことを紹介させていただきました。最後にアドバイスしたいことが一つあります。
それはホストファミリーといい関係を続けていくために、積極的にコミュニケーションを取るようにすることです。
例えばディナーの時に「How was your day?」「Are you alright?(イギリスでよく使われる挨拶。How are you?と同じ意味合い)」と聞かれたら、「Good」「So so」などと一言で終わらさずに、更に一日どういう風に過ごしたのか、どうを感じたのかをシンプルでもいいので、ホストファミリーに伝えましょう。
ちなみに「So so」はあまり良くない言い方と聞いたこともあるので、普通の日だったと言いたい時は「Not bad」や「Good」などと答えるようにするといいと思います。
さらに、自分の1日の簡単な報告をした後に「How was your day?」「How was your work? Was it super busy?」などと聞き返して、相手に興味を示す質問をするなど、積極的に交流を深めていくとより良い関係が築けられると思います(^^)