Worldwide Bear

アラサーから海外移住を目指し、イギリス大学院留学を経てから現地のIT企業に就職しました。これまでの経験や海外就職のアドバイスをシェアしています。

<イギリス大学院留学>合格通知から出発までの準備の流れ

昨日は大学からPre-enrolment(事前入学手続)に関するメールが届き、オンラインでフォームに基本情報の記入をして手続きを完成させました。

今は学費の請求書待ち中です。

 

私が行く大学はクイーン・メアリー大学なのですが、Youtubeにもインスタ、Twitterにも公式アカウントがあって、結構役に立つ情報が載っているのでこまめにチェックしています。

 

特にYoutube動画は実際の学生やキャンパス内を見れて、自分もあと少しでここの一員になれると思うとすごくワクワクしてきました。

例えば、このような学生のインタビューを交えつつ大学を簡単に紹介する動画とかがあります(*^^*)

 


Joining Queen Mary – hear from our students

 

前置きが長くなってしまいましたが、今日は少し前にイギリス大学院出願の流れについて書いた続きとして、大学に合格したあとから留学出発までの流れについて書いていきたいと思っています。

大学に合格したあとにやらなければいけない事や、やった方がいい事を含めて説明していきますので、どうぞ最後までお付き合い下さい♪

 

 

 

合格通知を承認する

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大学から合否関わらず結果のお知らせがメールで届くと思いますが、合格や、条件付き合格の場合は承認が必要になります。

基本的にはそのメールの中に承認をするサイトのリンクが貼ってあるので、簡単に承認手続きができるようになっているはずです。

 

大学からちょこちょこニュースレターが届く

一度合格を承認してからは大学からいろんなことに関する案内や、ニュースレターが届くにようになると思いますが、このあとの記事に出てくる学費のデポジットの支払いや、CAS番号発行などに関する大事な案内も届くので、大学から届く全てのメールをしっかり読みましょう。

 

たまに迷惑メールフォルダに勝手に入れられちゃってることもある(私はあった)ので、こまめに迷惑メールフォルダもチェックしましょう。

 

デポジットを支払う

合格の承認が確認された後に、これから行う手続きの案内が大学から届くと思いますが、私の場合はまず学費の一部をデポジットとして支払うように案内されました。

ちなみに私のデポジットの金額は学費£19,500のうちの£2,000でした。

日本円で30万円ぐらいですね。

 

デポジットの支払いは大学からのメールの中からポータルサイトにいき、ポチポチとクリックしていくだけで、特に難しい作業はありませんでした。

 

支払う方法は送金かクレジットカードで支払いが可能ですが、クレジットカードで支払った方が簡単ですし、クレジットカードのポイントもつくので私はもちろんクレジットカードで決済しました。

 

 

 

CAS番号を取得

CAS(Confirmation of Acceptance for Studies)番号は、ビザ申請するにあたって大学に発行してもらわなきゃいけない番号で、申請方法は大学からメールで案内されるはずです。

 

私の場合は大学からのメールで「あなたはinternational studentだからビザを申請するためにはCAS番号が必要ですよ。CAS番号を申請する前にまずはデポジットを払ってね。」と指示されたので、デポジットの支払い完了されたあとしばらくすると自動的に「CAS番号を発行するのであなたに関する情報に間違いがないか確認して下さい」というメールが届きました。

 

メールで指示された通りに自分のポータルページにログインし、間違いがない事を確認した数日後に「CAS番号が発行されました」というメールが届きました。

もっと長くかかるものだと思っていましたが、発行にかかった時間は3日だけでした。

 

住むところを決める

ビザ申請前に住むところを決めた理由は、イギリスに到着後に身分証明になるBRPカードを郵便局に取りに行く必要があって、もし泊まるところが決まっていればその近くの郵便局を指定できるので、あとあと楽かなと思ったので。

 

まぁ大学の近くの郵便局を指定してもいいですし、そこは個人の好みですが、私は大学が始まるまでにはBRPカードを取りに行きたかったので、まずは住所を先に確定させたかったです。

※BRPカードはイギリスに6ヶ月以下滞在する者は不要です

 

 

 

ビザ申請

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大学留学も、大学院留学もTier 4 (General) student visaという長期学生ビザを申請します。

申請する時期は、大学が始まる日より3ヶ月前から申請できるので、早いうちに申請をしておくと後々安心ですね。

 

申請料は2018年9月現在だと£348になっていますが、さらにIHS(immigration health surcharge)という健康保険の保健料を強制で支払う必要があります。

オンラインのビザ申請フォームを記入していくと保険を支払う画面にたどり着くので、そこで支払わなきゃビザの申請もできません。

 

保険料にかかる費用は滞在期間によって変わってきますが、Tier 4学生ビザの場合は1年間で£200、Tier 5ワーホリビザは1年間で£150と、少し安い。

 

ビザ申請に関してもっと詳しく知りたい方は、申請方法について書いたこちらの記事をご参考ください:

www.worldwidebear.net

 

航空券購入

航空券の購入のタイミングはいつでも大丈夫ですが、私の場合はビザ申請よりも前に買いました。

イギリス到着日を決めたら早めに買ったほうが選択肢が多いので、なるべく早いうちに購入されることをお勧めします。

 

私は特に乗り換え時間は長すぎず短すぎず、そして乗り換える空港は行ったことがある空港にしたいというこだわりがあったので、6月の初めに購入しました。

 

 

 

荷造り&買い物

荷造りは季節外れの服から徐々にスーツケースに入れていくといいと思います。

早いうちにスーツケースだけで持っていけるかどうか判断し、必要な場合は荷物をイギリスに送る手配をしなければいけないので、余裕を持って荷造りしたいですね。

 

買い物もちょこちょこ買いたいものが急に頭に浮かびでるので、一旦リストアップして、購入するお店が100均、オンライン通販、スーパーなどと分けておくと効率よく買い物しやりやすくなります。

 

留学の持ち物についてまとめたこれらの記事もぜひ参考にしてみてください:

イギリスに半年間語学留学した時の持ち物:持ってきてよかったもの8つ

【2018年版】今度は絶対留学に持って行かない&持って行くと決めたもの

【イギリス長期留学】6ヶ月間の語学留学の持ち物リスト完全版

 

留学先で使うお金を持って行く方法を決める

お金を持っていくパターンは、

①海外ATMから出金できるキャッシュカードを持っていく

②現地で口座を作ってから海外送金

が多いと思います。

 

海外送金は、銀行の窓口に行くのが面倒ですし、手数料が高いのでパターン①で持って行く予定です。

さらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご参考ください: 

www.worldwidebear.net

 

 

 

荷物をイギリスに送る

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荷物を送る時に利用する会社は、郵便局、クロネコヤマト、FedEx、DHLなどが考えられます。

日本側での手続きはそんなに難しくないと思いますが、厄介なのがEU外からイギリスに荷物を送る場合はVATという付加価値税を取られる可能性があることです。

 

VATに引っかかるかどうかは送ってみなきゃ実際わからないが、私が調査した結果、ギフトとして送る場合は合計価値が£39を超えないものだったらVATは取られないそうで、それ以外は合計価値が£15以下だと取られないそうです。

アルコール、タバコ、香水は価値関わらず、必ずVATがかかります。

 

情報が変わる可能性もあるので詳しくはイギリス政府にサイトを見た方が無難です。

www.gov.uk

 

しかし、万が一VATの請求が来たとしても、個人の所有物と申告すれば(少し手間がかかりますが)返金してもらえますので心配しないでください。

 

荷物送付についてはこちらの記事もぜひご参考にどうぞ:

www.worldwidebear.net

 

Pre-enrolment(事前入学手続き)

学校開始日から2、3週間前にPre-enrolmentの案内が届きます。

ここでもオンラインで基本情報をフォームに記入して行くだけの作業なので、特に難しい事はありません。

 

私の大学クイーン・メアリーの場合は以下のことをやりました:

フォームに日本の住所と現地で最初に住む場所の住所を記入

障害の有無などを申告

緊急連絡人の情報を記入

証明写真をアップロード

 →この写真が学生IDに使われるらしいので、一番写りがいい証明写真を携帯で撮影し、少し鮮明になるように加工してからアップロードしました。

Early enrolmentの日にちと時間を予約する

 →Early enrolmentは普通のEnrolment(入学の本登録)と同じ内容ですが、大学が始まる週の前週末に大学に行って、少し早めに登録するということ。

 →強制ではないが、混雑を避けられるし、銀行口座開設のためのレターや図書館の利用権、オイスターカード(Suicaみたいなもの)を学割で買うための書類なども一足早くもらえるということになるので、私はEarly enrolmentに行くことにしました。

Pre-enrolment Certificateを印刷か携帯に保存

 →Pre-enrolmentの記入事項を全て完成させたら、Pre-enrolment Certificateという証明書みたいなものを印刷する。もしくは携帯の画面で提示できるように携帯に保存でもOK。

 

ここでEnrolment当日の持ち物も案内されるので確認を忘れずに。

私の学校の場合はPre-enrolment証明書、パスポート、RBPカード、学費を支払った証明を持って行く必要があります。

 

 

 

学費の支払い

Pre-enrolmentが終わった後に、大学から学費を支払うための請求書がメールで届くはずです。

メール内容に従って、入学前に指定された一定額以上に支払わなきゃいけないので、しっかりその部分を確認する必要があります。

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支払う額

クイーンメアリー大学の場合、学費の支払いは分割のプランも選べられるますが、一括で支払うと1%の割引が適用されます。

学費が日本円で300万円だとすると、3万円分の割引になるので結構大きいですよね。

 

支払い方法

支払い方法は主に海外送金か、クレジットカードになります。

私は海外送金をしたくないので、クレジットカードで支払うことにしました。同じくクレジットカードを使って支払う予定の方は、クレジットカードの使用額を一時的に上げる手続きも忘れないでくださいね。

 

ちなみに私が使ってる エポスカード の場合、増額の審査に2〜3日がかかるとのこと。

 

しかしクレジットカードを一時増額してもトータルの学費額には満たないため、必然的に分割で支払うことになってしまいます。

分割で支払うと当然「一括の1%割引」も対象外になってしまいますが、クレジットカードのポイントがかなり付くので、そこまで残念でもないかな。

エポスカード は200円毎に1ポイントが付くので、学費が300万円とすると15000円分のポイントがつきます♪

 

海外転出届けを出す

日本に住所登録している限り、住民税の支払い義務と、国民年金の加入が義務付けられているので、特に支払いたいという希望がなければ出発2週間前から直接市役所に海外転出届けを出しに行く必要があります。

 

持ち物に印鑑と書いてるブログが多いけど、私の市役所の場合は写真付きの身分証明証のみで大丈夫でした。

各市区町村役場によって違うかもしれませんので、各々確認してくださいね。

 

海外転出届けは、国内引越しと同じように市役所に行って用紙に記入して窓口に持って行くだけであっという間に終わります。

その後、年金課や住民税課の窓口にも寄って、何か手続きが必要なのかを確認しに行きました。

 

年金に関しては、仕事を辞めて厚生年金を抜けてから日本を出発する時までに国民年金に強制的に加入しなければいけなかったので、その手続きをしました。

 

 

 

携帯の手続き

前回、半年間イギリスに留学した時は、留学中も日本の携帯利用料を支払い続けました。

その時は電話番号を保持する方法がそれしかありませんでした。

 

当時は2年縛り契約中で、普通に電話番号を保持する「お預かりサービス」を利用するにはプランを抜けることになるので、それまでそのプランで受けた割引額を全て支払わなければいけないと言われ、仕方なく日本にいない間も月々の利用料金を払い続けました。

 

しかし今回はSIMフリー版の携帯に変えていて、私が契約しているSIMカード会社は電話番号のお預かりサービスなどが無いため、潔く解約することにしました。

 

実際の解約申し込みはネットでできるので、出発当日も使いたいということもあって、とりあえずイギリスに行ってから解約する予定です。

他のSIMカード会社もほとんど同じようにネットで解約できるかと思いますが、念のために日本にいる間にやらなきゃいけない手続きがないか確認しておいた方がいいと思います。

 

おわりに

以上、イギリス大学院に合格してから、出発までの準備の流れを紹介させていただきましたが、少しでも参考になりましたでしょうか。

何か不足している点や、不明点がありましたらお気軽にお問い合わせください(^-^)

 

今回紹介した留学手続きを行う傍、私が留学準備期間中を有意義に過ごすために行ったこともよかったら読んでみてください。 

www.worldwidebear.net

 

準備にかかった費用についてはこちらの記事に書きました:

www.worldwidebear.net

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪

 

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